『竜涎香の現物そのもの』 の香り?


ネット上で、表現されている香りを検索してみた!


過去のTV番組TBS新・情報7daysニュースキャスターでは、


『超絶臭う石』


と題して?


コメンテーターが直接臭いを嗅いで表現したところ?


『古臭いにおい!』


『お香の臭い!』


『麝香(じゃこう=ムスク)の臭い!』


『幻の香り』


探偵ナイトスクープでは?


『甘くて、うっとりするような不思議な魅力があるそうです?実物を探してください!』


日本には、本物は、あんまり香料としては使用されず、中近東で香料として使用される!


そして、日本で探し出し、お笑い芸人の『田村憲司(通称たむけん)』の香りのコメント?


『本来は?セクシーな臭い!』


『いい匂い!』


お香の専門家のコメント?


『和の匂い!』


『なんと表現したらいいのかわからない!』


こんな?感じです!


これで分かるわけないよね!


その他に、竜涎香の香水を売っている会社の宣伝に書かれた説明!


いつものように、マッコウクジラの病的結石などと説明が書かれた後に、


『独特な香りは動物的で、特に女性の嗅覚を刺激する特別な魅力を持った甘さを特徴とします!』


『革や海の香りのエレガントで甘いトーンが感じられます!』


『温かみのある豊かなフレグランス?』


などなどがネットに書かれていました。


中には、『爽やかな香り』 『女性の肌の香り』 『他の物では例えようのない香り』


なんて言うのもありました!


竜涎香の香りを語るうえで、よく言われるのが、香り?ではなく


『排泄物の臭い!』


要するに・・・くさい異臭? 『う〇こ』 の臭いでしょ?


まんざら嘘ではないようですが?


なんで、このような表現が?『一番の印象』になっているのか?





それではビーチコーマーKENの考察です!


1  竜涎香って、どんな香り?


上記の竜涎香の香りに対する表現で?


どんな香りか? 分かった人がいるなら、すごい 『想像力』 です!


はっきりしたことは、分かりませんが?


マッコウクジラの嘔吐(吐き出す!)又は排泄により竜涎香が体外に出るというのは?


これも~嘔吐説?排泄説?でしかないのではないか?


水深の深い海域で生息するマッコウクジラの排泄や嘔吐を人間が観察できるわけがないし?


できたとしても2000頭に1頭しか存在しない体内に宿した竜涎香を?


排泄したところを見たものがいるわけがないと思いませんか?


未だに完全には解明されていないのです!


排泄物の臭いの理由は・・・


捕鯨により、体内から取り出した竜涎香ということで、


当然ながら、体の中の腸をさばいて取り出すわけですから、排泄物と同じ臭いです!


それだけ、『海を浮遊した竜涎香』 を拾うのは、昔から、ごくまれなことだったと思います!


私に、分かることだけ書くならば、長期間海を浮遊したであろう


『白色になった竜涎香』


に排泄物の臭いはしません!


更には、宗教的な意味も込められているとどこかで読みました。


ある宗教は、豚(ぶた)や猿(さる)像(ぞう)を 『神の使いと崇めている』 場合があります!


そして鯨(くじら)も同様に、聖獣と崇(あが)める宗教もあるのです!


だから? 今は捕鯨禁止なんだと思います!


捕鯨禁止の理由は、数が減っただけではないのです!


聖なるクジラを殺し、人間が切り裂き奪った物は?


鯨の肉・油・竜涎香に至るまで、すべて、このような悪い表現がされる可能性があるのです!


実際に、臭いを嗅いだことのない人が、この表現を聞くと?


『悪臭と思い込む!』


しかし?


その芳香は?過去の時代から珍重され?金の何倍もの値段がする!


一体どういうこと?


疑問が生まれるでしょ?


竜涎香を珍重しているのは、中近東とありましたが、そこに理由が潜んでいると思います!


北アフリカからトルコ・アフガニスタンに至るあたりだそうです!


今でいう 『イスラム圏』 なのかな?その辺は、よくわからないけど?


お香にしても、その地域が有名なのではないかな?


捕鯨禁止を訴えている国は?


輸入輸出をすべて禁止のアメリカ・オーストラリアかな?


皆さんも?なんとなく宗教の対立が関係していることは感じてくれたかな?


宗教問題は、たかが、これだけのことと思っていても怖いので、これくらいにしておいて・・・


いろいろな思想や宗教又は国によって、価値も臭いの表現も違うのだということは?


なんとなく分かりました?


それでは、間違いなく言えることを書いていくと?


上記の表現で私が正しいと思うのは、


『甘い香りがする!』


『なんと表現したらいいか?わからない!』


たった2つです!


甘く感じる臭いであるのは間違いありません!


表現しようがないというのは?他に例えるものがないということ!


もう一つ加えるなら?


どうしても他の臭いで例えるなら


『人肌の臭い!』


これがフェロモンの臭いと言われる原因か?


私は電車通勤していますが、満員電車で、はっきり言って、少し体臭のある人の臭いが?


『竜涎香の臭いに似ている!』


と感じています!



話は変わって


最近、実験をして分かってきたことは、


アルコール実験で、再結晶化した画像は見せましたが、


その後、低温(冷蔵庫の中)でアルコールを飛ばして


真っ白な個体になっていました!


しかし、アルコールの微かな臭いと微かに竜涎香の臭いがするが?


それほど臭いませんでした?


これで?香水の原料になるの?


という疑問が生まれました!


その再結晶化したビンを天日干ししているベランダに出してみました!


今日の最高気温は15度と昨日の天気予報で言っていました。


それ以下の温度の日当りのいい場所に、しばらく置くと?


固体化していた竜涎香の再結晶が温度が上がり、ドロドロの状態になっています!



イメージ 1


分かりづらいと思いますが、個体ではないのが分かると思います!


イメージ 2


そしてビンを開けて臭いを嗅ぐと?


濃厚に凝縮されたような?


『竜涎香の香りが強くします!』


竜涎香は、気温と日光の光によって臭いを多く出すということです!


実験結果から、温度の低い場所と日の当たらない場所では、あまり臭いが出ない?


ということが分かりました!


それでは~


また今度!