オイサメサン(145) | 本とコーヒーとおやつと

あらすじ
小学生の頃、
皆が視えないものが
視えるようになった鈴。
初めて視たのは赤いワンピースを
着た爪のない不気味な女の霊。
9年後の今でも、
彼女は現れる。
祖母から譲り受けた
『オイサメサン』の
指輪をお守りとして過ごす
鈴の前に現れたのは1人の男性。
彼が側に来た時は、
視えていた物は消えていく。
彼は一体...
ある日、
鈴の働いていたファミレスの同僚、
高校生の常磐ー通称“姫”が
バイト後に行方不明となる。
次の日彼女に導かれるように
進んだ公園のトイレで
発見されたのは死んだ彼女の姿。
鈴は、
事件の犯人の手掛かりを
探し始めるが..
この世で怖いのは霊より、
人間かもしれないー
「オイサメサン」
神津 凛子
定価: ¥ 1900




