昨日の早朝、散歩の帰り道で街路樹の下に横たわっている仔猫を見つけ抱き上げた。
柔らかくて小さな体には、まだ微かに温かさが残っていたけれど、しばらく前に永遠の眠りについたようだった。
車道を横切って車にぶつかったのだと思う。
何とか自力で木の根元まで歩いたか、誰かが車道から移動させて横たえたか。
外傷は何もなく、きれいな、本当にきれいなまま眠っていた。
落ち葉と土をそっと払って、小さな子を胸にしっかり抱いた。
見過ごせなかったとか このままでは可哀そうとか、そう言うことではなく、何も躊躇する事柄がなかった。
もう、連れて帰ることは、初めから決まっていたようだった。(今、思えば。)
出会った日にお別れなんて‥そう考えたら悲しいし、寂しすぎるけれど‥
どんなかたちであっても、家に一緒に連れて帰れることへの安堵感の方が大きく勝っていた。
野良猫のほとんどは、様々な理由から路上で命を落とし短い猫生を終える。
それは人の目に触れずにいながらも、絶えることなく、どこかでは必ず在る現実だから。
火葬に行く前に体重を計ったら800gだった。
月齢2ヵ月くらいかな‥雨のなかった7月、猛暑の8月と今年の厳しい夏に母猫は一生懸命仔猫を育てたことだろう。
痩せてはいたけれど、猫風邪の様子もノミダニもなく本当にきれいな可愛い子だった。
頬を寄せて話しかけた。
もう、うちの子だから、名前は、すもも。
呼び名は?ちゅもも!ふふふ♪
肉球の黒い子は初めてよ?
先住猫は、みんな桃色だからね。
”ちゅもも” も、わたしの一部になる。
りんごの木。のおうちに来てくれてありがとう。

