水を飲めずに亡くなってしまったコロちゃん | 日々の色々、猫大好き

日々の色々、猫大好き

我が家の猫たちや、日々の色々を日記にします。
リブログも多数です。

喉が乾いた時、時々思い出す秋田犬のコロちゃんのこと。

もう20年前になります。
父の知人の方が亡くなり
月日が過ぎてお参りにいったところ
空き家に倉庫があり
そこに犬3匹が取り残されていました

父の知人は亡くなり
娘さんたちがいましたが嫁いでいたので
お金を渡し親戚の方に3匹の面倒をみてもらっていました。

散歩にはいけないということで
週に1,2回私と母が行って散歩にいってました

うちの家で引き取りたかったんですが
私の家も当時4匹中型犬を飼っていて
かえませんでした

里親探しもしたけど当時ネットもあまり普及しておらず困難を極めました

めざましテレビの今日のわんこにも
出演して里親探しして
3匹の中の1匹は貰ってもらうことができました

夏になり仕事が忙しく
当時父が亡くなった事を期に仕事をやめ母と一緒に自営業をしていた私は
「そろそろコロちゃん達の面倒みにいこうか」
といったところ母が
「今は忙しいから今度の日曜日にいこう、ここから1時間もかかるし」
といわれ
「いや、心配だから1人でいってくるよ、なんとなくあの親戚の人信用できないし」
といったら
「大丈夫、お金もちゃんと貰ってるし面倒みてるはずだよ、今は帰りも遅いしこの時間から1人でいくなんてやめなさい」
と怒られてしまって行くのをやめました

そして、その数日後
コロちゃんの面倒をみていた親戚の方から私の母にコロちゃんの亡くなった知らせが入りました

その親戚の方は4日に一度しか水と餌を与えてなかったそうです。
「私たち以外にも近所に親戚がいて水と餌をかえてたから、バケツに水を入れてたから大丈夫だと思ってた、でもそれを倒してしまって、水がなく死んでしまっていた」
と言われたそうです。 

私は母に言いました
「やっぱりあのとき行けば良かった、私達がくるのをあんなに嬉しそうに待っていたのに、止められても1人で行けば良かった」と悔しさで涙が止まりませんでした

「あんたはすぐそうやってお母さんを責めるけどまさか4日もほったらかしにするなんて思わないから、この暑い時に辛かったろう」  

その親戚の方が言うにはお金は頂いてたけど
面倒をみることで他の親戚から早く保健所に
3匹ともやれといわれたので肩身が狭く
自然と足も遠のいたとの事でした

コロちゃんの亡骸はゴミ処理場で
引き取ってもらったとのことでした

せめて火葬して骨を残してあげたかった

いまだに思い出すと胸が痛みます
コロちゃんごめんなさい
ずっと待ってたよね
私達のこと
謝ってもあやまりきれない辛い夏の出来事です

その後あとの2匹は
1匹は父の知人の前の奥さんが引き取り
もう1匹はめざましテレビをみていた
群馬の方が引き取ってくれました
ずっと大切にしてくれました。

コロちゃんだけが
辛かったね
ほんとうにごめんなさい