出産までの話し③ 仕事は辞めるってよ | 主にうさ日記
出産までの話を綴ってますもぐもぐ

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妊娠した。


が、どうしたものか。

この時仕事始めてまだ4ヶ月。
やっと色々覚えてきたし他の担務の人とも仲良く話せるようになって楽しい盛りだった。

辞めたくないなぁ…

そんな事を思っても所詮ただのパート、正社員みたいに産休育休が使えるわけではない。
しかし職場には一応パートにも産休育休の制度はあるにはある。
しかし産前1ヶ月、産後2ヶ月っつー法律通りの休暇しかもらえない(もちろん無給)
アラサーの初産でたった2ヶ月で体調が戻るのか、保育園等預け先は見つかるのか、ってゆーかパートでそんなん使う人いるのか?普通に考えれば辞めてくれた方がいいに決まってるわなと。


私は仕事大好き人間では絶対ないが、それ以上に主婦業も苦手である。

ぶっちゃけるとメインは旦那に稼いでもらって自分はそこそこ働いてそこそこ稼いでいたい。

そして多少家事が疎かになっても「私も働いてるし☆」という言い訳が自分に欲しい人間である。
そしてそして自分の服やら化粧品位は自分の稼ぎでまかないたい。

と、まあ色々悩みながら仕事を続けていた。

結局あの気持ち悪さは今思えばつわりだったのだがあっつーまにおさまって、ありがたいことにほぼつわりなき妊婦だった。

妊娠の事はシフトを作る課長と同じ仕事仲間のおばさんにポロッと話したらあっちゅーまに広がった\(^o^)/
特に言わないでとは言わなかったがそのおばさんが光の速さで広めてくれた☆


おばさんパワーを舐めていました、本当にありがとうございました(^q^)


ありがたいことに課長は続けてくれるなら是非と言ってくれたが新入りパートの早速の妊娠、妊婦が働く事をあからさまに快く思わない人もいたし、私も初産で育児なぞ全く分からないしで仕事は辞めることにした。

7月いっぱいで辞めて後は有給を消化して正式に籍が抜けるのは8月上旬になった。


つわりなき妊婦だったのもあり仕事は今まで通り普通に続けられた。
むしろ妊婦だからといって他の人に迷惑かけたくないとか負い目が何故かあり、今まで以上に頑張ってしまってたと思う。

パレットと言われる荷物を積んで運ぶ荷台も一人で運んだりしていた。



まあパレットはコツさえ掴めば結構楽に運べるのだが周りの60越えのお母様方から
「妊婦がこんな重いの運んじゃダメよ!」
と毎回心配されていた。

ギリギリまで職場のお母様方には黙っとけば良かったと何度も後悔した。
心配されるのはありがたいが……







職場までは自転車で15分位なのだがこれも多方面から辞めとけと言われていたにもかかわらず乗り続けていた。
だってだって、歩くと30分位かかるし、最寄り駅からは遠いし、
バスはあるけど交通費は出ないし……


チャリのイラストが適当すぎる件



そこそこ体力を使う立ち仕事の職場だったが幸いにも中の人も私も最後まで問題なく無事に過ごせた。

私があまりにも普通過ぎて(腹もエプロンのせいか元々マシュマロバディだったせいかあまり目立たず)辞める直前まで妊婦だと気づかない人もいた。



入社して1週間もしないうちに車にはねられるわキチったクレーマーにつかまって局内まで着いてこられて散々な目に合うわ何か変な人に好かれて盗撮されたりヌイグルミもらったりするわ…

たった10ヶ月しかいれなかったけどなかなか濃い職場だった。