二日目とかいておりますが、初日の夜に個人的なプチトラブルがあったのでそちらから。。

2リッターの下剤と格闘し、順調に飲み進めていたのですがなんと便意がなかなかこず。お腹はパンパンに張ってきてしまい、時々出現していた右下脇腹がカチカチになって痛む現象と、右下腹部が張って痛む現象が同時にやってきて、それもどちらもMAXレベルの痛みに。
流石にやばいと看護師さんを呼びました。残っていたわずかな下剤はもう飲まなくていいということで、翌朝先生に相談ということになりました。
その後もあきらめの悪い私は痛みの波を見ながら廊下を歩くことに。すると下剤を飲み始めて4時間ほど経った頃にようやく第一波が訪れます。その時点で消灯時間の21時。22時半ごろまで格闘し続けてからベッドへ。1時間おきくらいに続きが出てくるので都度トイレに駆け込みます。同部屋の皆さんには申し訳ないなと思いつつ、朝を迎えたのでした。
ちなみに、この二つの痛みの原因は未だ不明です。わかることは、腸が張ったり膀胱が張ると痛くなるということ。一度痛くなると、近い時間になんでもない時にその痛みが出ることがあること。

今回の手術でポート除去するので、それで果たして良くなるのかどうなのか。半々かなという気がしています。治らなければ原因究明したいのですが、どこにかかればいいかさっぱりわからないのです。。それぞれ場所は別々ですが、虫垂炎の切除と、腹膜偽粘液腫の治療行為以後に出てきた症状なのでそれらの副作用とするしかないのでしょうかね。

そして、いよいよ手術当日を迎えました。手術は午後からなのでのんびりモード。
廊下をいったりきたりして、今日の運動。5000歩ほど歩いておきました。
そういえば7時過ぎに、Y先生が回診にあちこちまわっておられました。私は、今日はよろしくお願いします! おう! の1秒のやり取りをしました(笑)こんな時間から回診し、オペを複数件こなされるエネルギーに感服です。
執刀は別の方がされているのだと思いますが、肝心な部分は先生の眼による指示がとんでいると想像します。
その後もお昼過ぎまでデイルームで座ったり歩いたりを繰りかえし。すると看護師さんから声がかかり、まだ余裕はあると思うけどもう少ししたら着替えを持っていきますのでお願いしますねーとのこと。病室に戻り、待機します。
この時点ではすでに元いた部屋から術後の部屋へ移動済みで、緊張感も高まります。
服を着替え、着圧靴下(病院側用意)を履き、スタンバイ完了です。
そして、いよいよ14時に決まったと伝達され、オペ室へ歩いて向かいます。
昨年9月に全身麻酔を経験していたこともあり、前回よりはかなり気持ちに余裕を持って向かうことができました。あの時は手先が本当に氷のように冷たくなり、たしかオペ室でも血圧がおかしいみたいな話が出ていた記憶があるのですが、今回はいたって平常です。
Y先生のお姿は記憶ではなかったのですが、きっとその後合流いただいたものと信じている現時点です(笑)
どなたが実際の執刀をされのかなぁと考えているうちに横になり看護師さんからご挨拶。

これって、私は絶対お名前覚えていられないやつですね。。と無駄口を叩いてしまい、看護師さん一瞬動揺。ちなみに、やっぱり覚えていません(笑)
そんなやりとりのうちに麻酔科の先生より容赦なく注射しますよーということで、数秒で無の世界となるのでした。

肝心の執刀ですが、外科部長の先生だったようです。ホームページの写真でわかりました(笑)ロボットの資格を持っている方は限られていますし間違いないと思います。不正確なため取り消します。


その後、意識が戻ると外が見えました。まだ明るい。ということは、中身はともかく予定通りで終わったのかな。。と漠然と思いました。

どこか痛いとかある?と聞かれ、まず痛かったのが鼻。そして、当然のおなか。この二つを指差しました。この鼻チューブは想定していなかったのてわすが、大網(胃)の切除だからか、あるいは全身麻酔でこちらではつきものなのか、胃まで繋がっています。胃の内容物や排液をだす効果、胃の圧力を下げる効果などがあるようですが、最近では効果よりも患者の苦痛が勝るということでやらなくなっているところも多いとか。

翌朝までは外せないということで、これは本当に苦痛です。痰がでても自分でなんとか処理しないといけません。看護師さんからは用意していたティッシュを渡され、そこに出してゴミ袋に出して処理することにしました。

直前まで挿管していて、かつ胃までの管が入っているので血だらけの痰がとまりません(笑)なんとか処理し、あとは一晩この苦痛とお付き合い。

お腹周りは全体的に痛いのですが、麻薬系の痛み止めが常時使われているのでぼんやり全体が痛む程度です。何ヶ所穴があるか、どこにあるか、さっぱりわかりません。知らぬ間に腹帯をしているので様子もまったく見えません。

そしてもう一本、尿のカテーテルは当然あります。懸念していたお腹からのドレーンはありませんでした。合併症ないといいなと強く思います。

そのまま一晩半分以上起きたまま、朝を迎えるのでした。


※安静状態のベッドサイドで打っているので、おかしいところなどあるかもしれません。記憶がフレッシュなうちにと思い書いていますので、いつも以上の乱文で申し訳ありません。