仮にね、わたし光命が不老不死であり、時の旅人(時間を行き来できる存在)だと仮定しましょう。














わたしは、




不老不死となり、数百万年先の未来まで過ごし、



何度も何度も、タイムリープを繰り返し、







もはや、無量大数という単位すら越えるほどの年月を人として過ごしました。











叶えたい夢はすべて叶え、あの世すら体験し、




宇宙すら創造しました。


















不老不死となったわたしにとって、





『生きる意味』というのは、





それでも終わることはありませんでした。













なぜなら、生きているからです。














生きていて、意味を持つことは素晴らしく、豊かで、煌めきで、




なにより、楽しい。











時に、意味ない日常も良いことは確かですが、






それでも、それでも、









毎日に、遥か彼方へと旅立つ今日に、




意味を持つことは、幸せなんです。















幸せなんですよ、生きる意味って。





















だから。、わたしは、





無量大数を越える年を跨いで、それでも過去に戻ってきて、ここにいて、









それでも、日々生きる意味を欲したり、




意味を発見して、








悦んでいます。




ただ、この1日を、この瞬間を。




















わたしは、




不老不死になってまで、なぜ生き続けるのか、生を求めるのか、わからないのであります。










ただ、残念ながら、





死に、価値を感じなかったのは、




死を知り尽くしていたからです。











生には、いつでも、




新たな光が差すのだと感じられるのです。















光命-koumei-