多数派に属する議員の力 | 手話通訳者のブログ

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舛添要一さんのブログ記事を、リブログさせていただきます。



地方議会の議員も住民の直接選挙によって選ばれる。

  たとえば、都議会議員は「二元代表制」という言葉を声高に叫ぶ。つまり、「知事と同じように、自分たちも有権者に直接選ばれた代表なのだから知事と同等の権力を持っているのだ」と豪語するのである。そこから来るのは、知事は利用すべき対象であり、邪魔になれば捨てれば良いといった奢りである。

  予算案にしても議会の承認がいるし、条例も議会が反対すれば可決されない。そこで、知事の目の届かないところで、都議会議員たちは都庁の役人を呼びつけ、様々な要求を出したり、陳情したりする。とりわけ、議会の多数派に属する議員の力は絶大である。





東京都知事でさえ、上記のように議会を意のままにコントロールすることはできない。
権力は役所を抱え込む。手話世界も例外ではない。
腐ってしまった手話世界を変えていくためには、「議会の多数派に属する議員の力」が必要である。
しかし、こういう議員に話をしても、相手にされない。理由は二つ。

①多数派は権力と結びついているから。
②手話人の票数など、たかがしれているから。