二千円札 | 手話通訳者のブログ

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7/6(土) 7:02配信TBS NEWS DIG Powered by JNN
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6506651

 

 


上記からの抜粋

しかし、こんなデータもありました。沖縄県における2千円札の流通量をみると、発行当時の2000年7月は216万1000枚なのに対して2024年5月末時点で776万6000枚と3倍以上となっていたのです。

なぜ沖縄県での2千円札の流通量は右肩上がりに増加しているのでしょうか。また、流通量が増えているということは、いまだに2千円札が日常的に使われているということなのでしょうか。

その疑問を解決すべく、沖縄県内の銀行大手である琉球銀行に取材しました。

■沖縄県にホントに2千円札があるの?

――2千円札が今でも県内で使われているというのは本当ですか?
琉球銀行担当者:
「はい、他の紙幣と比較すると目にする機会は少ないですが、県内では日常的に利用されています」

――日常的に使われているんですね
「2千円札を出せるよう、沖縄県内のATMの機器やシステムを更改しているため、県内各銀行のATMでは、今でも2千円札で現金を引き出すことができます」

――ATMで2千円札が使えるんですか?
「はい、沖縄県内ではコンビニATMでも同様に2千円札で現金を引き出すことが出来ますよ」

沖縄県民にとって、2千円札はコンビニのATMでも手軽に手に入るほど身近な存在のようです。しかしなぜ、これほどまでに沖縄県では2千円札が浸透しているのでしょうか?

■沖縄県に2千円札が浸透したワケ

ネット上では、沖縄で2千円札がよく流通している理由として「デザインに対する親近感」のほかに「米軍統治下時代に偽札警戒で使いにくい100ドル札より利便性のあった20ドル札になじみがあった」などが挙げられていますがこれらはどこまで本当なのでしょうか?

琉球銀行担当者:
「沖縄県内では、米軍統治下時代にB円(この時代に使われていた紙幣)や米ドルで『2』の付く紙幣を利用していた歴史が有る事は事実です」

――じゃあ「20ドル札になじみがあったから2千円札も沖縄県に浸透した」というのは本当だったんですか?
「いえ、現実的な所では県全体のATMなどの機器およびシステムの更改を行った事で、日常生活で2千円札を手にする機会が増え、普及および流通した要因ではないかと推察されます」