仮申込 | 手話通訳者のブログ

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チリメンジャコ市コーディネーターからメールがきた。

7月△日(土)
午前10時から11時30分
チリメンジャコホテル2階イケメンホール
講演会
ご都合いかがでしょうか。

OKの返事をすると、申込書コピーがファックスされてきた。
申込者はチリメンジャコ市社会福祉協議会。
備考欄に、「手話通訳・要約筆記が必要な方の予約があり次第ご連絡いたします」とある。
これは・・・・
コーディネーターに電話した。

申込書コピーありがとうございます。
「よろしくお願いします」
備考欄に、「手話通訳・要約筆記が必要な方の予約があり次第ご連絡いたします」とあるのですが・・・
「はい。手話通訳も要約筆記も、必要とする方がおられなければ、申込は取り下げるそうです」
そういうことですか・・・
「はい」
すみません、一旦引き受けておいて申し訳ないのですが、担当できません。
「えっ・・・」
土曜日は、男性ろう者から病院での通訳を依頼されることが多いんです。
「あ、そういうことですか」
依頼があるかどうかわからない通訳のために、土曜日の予定を空けておくことはできません。
「わかりました。また次の機会にお願いします」



チリメンジャコ市でなければ、こういうことは起こらないと思う。
例えば、カリカリポテト市であれば、必要とする人が参加するかどうかは関係なく、社会福祉協議会主催の講演会なら手話通訳者も要約筆記者も派遣される。
チリメンジャコ市の場合、「予算を無駄に使わないため」という配慮だろうと思う。