”手話は言語と言う前に” | 手話通訳者のブログ

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平野浩二さんのブログ記事を、リブログさせていただきます。



手話は言語だから、他の言語と同様に扱え。

こう主張したとき、手話言語の優先順位は4~5番目になってしまう。手話通訳を無料にするのならば、中国語通訳サービスを充実させろと言うことになるのです。

当院は、手話で会話ができるところとして宣伝されています。現実に当院受診者は、手話通訳者が同行しなくてもなんとかなります。それでもろう者の受診は一日一人ぐらいです。実はいわゆる中国人はその10倍ぐらい受診してきます。日本語国際的な国になり、他国籍言語が使われる国家になると、日本手話を使う人なんてそんなにいないよねという現実の壁にぶちあたるのです。

手話通訳者を置くよりも、中国語通訳者をおいたほうがはるかに需要があるのですから。

こんな理由により、手話は言語であるから、他の言語と同様に扱えという主張は、かなりの危うさを含んでいると思っています。当事者はそのことにまったく気づいていませんが。







さすがだ。
手話世界で威張っている専門馬鹿どもとは、見識の高さが違う。