特別支援学級/自立活動 | 手話通訳者のブログ

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参考サイト
https://tokushi-tobira.jp/teacher/specialclass/002.html

 

 


上記からの抜粋

自立活動は、特別支援学校、特別支援学級、通級による指導の場において、特別に設けられた指導領域で、特別支援学校学習指導要領で、以下のように定められています。


自立活動は,個々の児童又は生徒が自立を目指し,障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識・技能・態度及び習慣を養い,もって心身の調和的発達の基盤を培う。

特別支援学校 小学部・中学部学習指導要領(平成29年4月公示) 第7章 第1 目標より引用



自立活動は、特別支援教育の土台、中核となる指導であり、通常の教育では実施することのない領域であることから「特別の指導」とよばれています。

特別支援学校学習指導要領にも、小・中学校などの学習指導要領と同様に、すべての幼児児童生徒に対し人間として調和のとれた育成を目指すことが明記されています。


そして、その柱となる資質・能力が

・何を理解しているか、何ができるか(知識・技能)
・理解していること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力など)
・どのように社会・世界と関わりよりよい人生を送るか(学びに向かう力,人間性など)

の3つの要素(以下3要素)です。


定型発達の幼児児童生徒には、各教科等において系統的に示されている目標や内容を発達段階に応じて指導することで、この3要素がバランス良く育成されていきます。

しかし、障害のある幼児児童生徒は、その障害ゆえに日常生活や学習において様々なつまずきが生じてしまうため、定型発達の幼児児童生徒と同様の指導では、3要素の育成が十分ではありません。

そこで、各教科等の指導に加え、特別の指導である「自立活動」の領域を設け、その指導を行うことによって、3要素の育成を目指しているのです。