肝臓系検査 | 手話通訳者のブログ

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https://www.jpm1960.org/exam/exam06.html

 

 


上記からの抜粋


総ビリルビン(T-bil)
基準値:0.0~1.1

赤血球には寿命があり毎日少しずつ壊れていますが、その際にヘモグロビンが分解されて生じるものがビリルビンです。血中ビリルビンの値により、黄疸の程度などを含め、肝・胆道系疾患の有無やその程度を知ることができます。



A/G比
基準値:1.20~2.00

血清中のアルブミンとグロブリンの比を調べることで、血清蛋白の異常を知ることができます。ネフローゼ症候群や肝臓疾患、慢性感染症などで低くなります。



アルブミン(ALB)
基準値:3.8~5.3

血液中に一番たくさんある蛋白で、肝臓で合成されます。栄養障害・肝臓や腎臓の障害の時に低下します。



総蛋白(TP)
基準値:6.7~8.3

血液中にはアルブミンやグロブリンなどの蛋白があり、身体の働きに重要な役割を果たします。低栄養、栄養の吸収障害など蛋白の不足で低下する他、肝臓・腎臓・免疫機能の障害により、身体の代謝に異常があると増減します。



LDH(IFCC法)
基準値:115~245

各種臓器に広く分布し、肝臓、心臓、腎臓などの臓器のほか、筋肉や血液にも多く存在します。これらの臓器や血液成分に障害があると高くなります。



コリンエステラーゼ(ChE)
基準値:男235~494
基準値:女196~452

肝臓、膵臓、心臓などに多く存在しますが、肝臓で合成されているため、肝機能をよく反映しています。肝臓障害や栄養障害などで低下し、ネフローゼ症候群や脂肪肝などでは高くなります。



ALP(IFCC法)
基準値:110~360

身体のほとんどの臓器に含まれている酵素ですが、主に肝臓、胆管、骨、胎盤などに多く分布し、これらの臓器の疾患で高値を示します。



γ-GT
基準値:女性0~45  男性0~75

蛋白質を分解する酵素の1つです。肝臓や胆道に病気があると高値を示します。アルコールの影響で高値になりやすく、常習飲酒による肝障害の指標になります。



ALT(GPT)
基準値:0~45

ASTと同じように身体のさまざまな臓器に存在しますがALTは主に肝臓に存在するためASTとALTの両方が高いときあるいはALTのみが高い値の場合には肝障害の可能性が高くなります。



AST(GOT)
基準値:0~40

心臓・肝臓・筋肉・腎臓などのさまざまな臓器に存在する酵素です。これらの臓器が障害を受けると、この酵素が血液中に放出され、値が高くなります。