2年前の今日

長女愛娘の小梅に余命が告げられました。

 

このままでは今日、明日の・・・

 

何を言われたかわからず茫然とした数秒。

僕は今できる処置をお願いし、家に連れて帰ることにしました。

そのときは僕らのそばで、と思ったんです。

 

妻と少し回復した小梅に、

笑顔でカート姿を茶化しながら、

写真撮影をしながら帰りました。

 

それから1か月。

 

僕らの心の準備に協力してくれて、

やっと愛する娘を虹の橋のもとへ見送りました。

 

 

 

そして1年前の今日

僕らは次女愛娘の小夏と出会いました。

 

1年弱の間、

ただただ悲しい日々を小梅を偲び過ごしてきた我が家の前に、

全く性格の違う破天荒な娘が現れましたw

 

最初は、

ゴールデンの仔犬を追いかけまわす子犬のコーギーに

圧倒され衝撃を受けました。

 

でも、

偶然居合わせたときのその姿に

僕は小梅を見ていました。

まるでこの子犬の輪郭をなぞるように凝視していました。

 

こみ上げてくるもの、昔の記憶。

それまで探してきたどの子よりも、

この子を迎えたい

という強い気持ちを抱きました。

 

きっと、

コーギーであればどの子でもする姿勢だとは思いますが、

この瞬間に僕の気持ちは揺るがないものになったのでした。

 

1歳を過ぎた今でも、

あの当時の小梅を想い出します。(小梅、太いな・・・)

 

全く違う暴風のような次女ですが、

初めて会ったときから

我が家の次女として最もふさわしいと思っています。

 

だから小梅のように、とは求めず

必要なことだけ理解してもらい、

自由に、

彼女の望むままに成長させたいと思います。

 

むしろ小梅に似ないほうが、

僕らにとっては救いなようにも思えます。