我が家に次女愛娘の小夏がやって来た時、

小夏にもいろいろ買い揃えてあげようと思っていました。

 

長女愛娘の小梅が仔犬時代に着ていたものとか、使っていたものは

ほとんどなくて、残っていないというより、あまり買ってはいなか

った、というほうが正しいかもしれません。

 

大きくなるにつれ、あったほうが良いものを徐々に買い揃え、

成犬になってからは服やカラー、リード、おもちゃくらいしか買っ

た記憶がありません。

 

血管肉腫と診断され脾臓を摘出することになると知ってから、

人生で一番大きな手術になることに備えカートを買い揃えたのが

一番最後の大きな買い物だったように思います。

 

だから、小夏が我が家に来たときは、小梅が使っていたカートが

既にあったけど、小梅のときはどうしても出せない場所ではクレートに

入ってもらって、台車とか荷物キャリーで移動していました。

 

小夏ももっと大きくなると思っていたので、小梅の服をもおさがりで

とかも考えましたが、やっぱりそれは違うかなと思いなおし、

小梅が使った

ご飯茶碗

ブラシ

カラー

リード

は、小夏に譲ってあげないことにしました。

 

それは小夏が1歳の誕生日を迎えても変わらず、

小夏にも同じように新しく買い揃えてあげるものとして、たとえ

新しい家族を迎えたとしても変えることはしないと思います。

 

できれば、僕が虹の橋を渡るときは

小梅や小夏のものと一緒にしてほしいな。

 

そうすれば、橋の向こうで待つ娘にご飯をあげたり、ブラッシングを

してあげたり、一緒にお散歩もできると思う。

 

遺されたそられは、そのときまで使わずにいようと思っています。