愛犬を亡くした方の話を聞くとき、
その言葉はとても愛情にあふれています。

涙して大切な言葉を紡いで僕らに伝えていただいたように、
僕らも隠さず同じように言葉にしても良いのだ、と思えます。


思い出せば悲しくなることは、もう一生変わることはないと
思っていて、それが娘への変わらない愛情なんだ、
と胸を張って涙しても良いのだ、と思えるようになりました。


だから人前だろうとこれからもきっと泣きますw

忘れるのでも癒されるのでもなく、
辛くても受け入れることこそが、今の辛さを軽減することな
のかもしれません。

胸を張って泣くことはできるけど、
僕らのもとを旅立ってしまったことは、まだ当分受け入れら
れそうになく、この旅の行き先は全くわかりません。

 

僕たちも、愛娘の話を誰かに語ることがあるのであれば、

愛情にあふれた言葉を紡いで、伝えたいと思います…

 

初めて家族を亡くし、これからどう向き合えば良いかに迷う

た方に、その乗り越え方を僕らの今の中から伝え、これから

の時間を過ごす、ほんのちょっとの支えにでもなればと思い

ます。みなさんのおかげで本当にそう思えます。

 

どんなに向き合っても、

まだ何も受け入れられない僕らが、この辛い事実を

いずれ受け入れられる日が来るのか

 

そして、僕らを気遣ってくれた人たちのように

愛情にあふれた言葉で、少しでも何かを軽くしてあげること

ができるのだろうか

 

このブログを書きながら一緒に暮らした12年間を振り返り

晩年に向かって愛情が次第に強くなっていったことを、

改めて気づいたりもしています。

 

でも、

思い返す時間にとらわれ過ぎないよう自制する必要が

あるとも同時に感じています。

幸せな思い出に浸りすぎないように、と