以前、私は大手の企業でしか仕事をしたことがないと書いたが、よく考えると正社員ではないバイトはちょこちょことやっていた。

ある時期、そない大手ではない(と思われる・・・ごめんね、誤った情報を書いてしまったかも?)ビデオレンタルショップで少しの間、お手伝いさせて頂いた。

そう、お手伝い程度のことはいろいろとお声がかかると、その時何もしていなかったら、「ほい、ほい。」と、フットワーク軽く動ける時期があったナー。

今はもう出来ない。

身体も気持ちも重い。

で、私は急に何かを思い立ち、今ある環境と全く違う世界に行こうとする癖(へき)が確かに昔からあった。

それも軽くあみだくじを引いて「これに決定ーーーー!!」みたいなことで。

ブログでずっと夫の無計画さとか超大胆な行動について、なんじゃい、こいつ!的に綴って参りましたが、よくよく考えるとそういうところ、似た者同士だったかもしれぬ。

だが、それに気づいてとっても悔しいので、夫には黙っておくことにする。(笑)

なんかこう・・・うまくゆきすぎている日常に飽きたり・・・そんな感情にさいなまれ、押しつぶされそうになったりが、時としてあるのだ。

幸せになること恐怖症?

いや、そうではない。

昔、道頓堀の橋の所で、実は大会社の社長だか、会長なのに、わざと乞食のまねをし、ござを敷いて座っていたおっさんがいたようだが、彼は世間を人より低い目線で見ることで、何かを得ようとしていた・・・という話に少し似ている。

この話は以前にもこちらのブログで書いたことがあったが、今から思えば・・・なのだが・・・私はそんな立派な役職にいるような人間ではないし、私に言わせればそのおっさんって、単なる気まぐれな人だったように思う。

だから私も気まぐれの流れ旅みたいなことをよくやった。

いきなり大阪の中心地から南港のものすごい不便な場所に引っ越してみたり。

とにかく人は私の行動がよくわからんと言ったものだった。

自由人であったのだ。

それもかなり無責任な・・・。

若気の至りであるな。

で、レンタルビデオ屋さんもそのノリだったと思う。

当時は個人情報保護法などなかったのであるが、例えば延滞ばかり繰り返すお客が来て、新たにビデオやCDを借りる際、メンバーズカードをそのお店のスタッフに渡し、それをレジに通すと、ピーーーー!!と音が鳴る。

この時、店員しか見られない画面上にはこう記されている。

延滞が多い。要注意人物!

そして、このようなコメントは店員がそれぞれPCに打ち込み、顧客情報を作成する。

前出のお客は要注意人物だが、そうではない優良な人でもこのピーーーー!が鳴る時がある。

スタッフがふざけて個人的なコメントを入れている場合だ。

例えばアダルトビデオ5本も借りて、翌日返却王!

それを見た瞬間、その場にいたスタッフは笑いをこらえるのに必死だ。(笑)

まぁ、コピーなどをしているのかどうだかわからないし・・・ね。

お客様なのだから趣味趣向は笑っちゃいけないのである。

そのお店のある場所はある芸能人のご実家のご近所なのである。

その芸能人の妹もタレント活動をしていたが、それだけでは食っていけないのか、そこでバイトをすることになった。

そして、その彼女もこのお店の顧客だったようである。

スタッフがビデオなどを借りる時は割引があるので、彼女はバイトを終え、何本かビデオを借りようとし、レジに自分のメンバーズカードを通した。

その瞬間、彼女の顔がかたまった。

ピーーー!!

そして画面に表示されたコメントを見て、ますます顔面硬直。

そこには〇〇〇子の妹(〇の中には彼女の姉の芸能人の名が入る)と打ち込まれていた。

あのなー、いくらなんでもな~。

そのまんまやん!

そして、スタッフの個人的な趣味といおうか、仕事中のちょっとした潤いと申しましょうか・・そんな意味がないコメント遊びはそこで終止符をうった。

彼女はその後しばらくしてそのお店を辞めた。

ある時、その芸能人の妹のタレントさんバイトの彼女の『面倒を見る係』にされそうになったが、私はその危険を瞬時に察知し、すたこらさっさとそのお店を後にした。

そして、もう一点、納得がゆかなかったことがあった。

女性は遅番(夜番)で勤務することは禁じられていたのだが、早番(午前中から夕方まで)であっても、アダルトビデオの加工という作業をやらされたのだ。

しかも一気にたくさん新作が入ってきて、シールを貼ったりする作業を女性がするのだ。

あのなー、それってどうなん?

おかげでそれまでこういうものに疎い私はある時期ものすごく詳しくなってしまった。

そうでないと、お客様から返却されたビデオを所定の棚に置きに行けないからだ。

だからそこのスタッフは皆、映画に詳しかった。

忘れもしない『前略おふくろさんシリーズ』

ババ専だった。

当時は私まだ20代だったので、「そのお年でまだまぐわいはりますか~?」と、醜悪なものを連想させた。(スミマセン、中身も見ていないのに。でも感じてしまったのだからしょうがないべ。もしかしたらものすごいロマンがある作品だったかもしれぬ???)

あー、キモっ!

マジ、いやだ。

そして、このワタクシも・・・その「あー、キモっ!」なヨワイ43才になってしまった。

懐かしい思い出です・・・。(遠い目)


★そして一言・・・

今はお茶だのコーヒーだの各自が勝手に飲みたい時に入れに行って、飲み物が出てくるマシンがたいていの会社にある。

昔はない所が多かったようだ。(たまたま私が就職した所にはあったが。)

「お茶くみ、コピーばかりいやです!」とぶーたれていたあの娘達は今何をしているのだろう?

男女雇用均等法施行後に就職した一般職ではないOLさん達が気に入らない上司のお茶に雑巾のしぼり汁を入れて、溜飲を下げていた時代もある。

だけど今、まだそんな理不尽な思いをし、お勤めされていらっしゃる人がいたら、このブログの内容のように何かささやかな楽しみを持てばよい。

お茶もさ・・・秘書の女性が入れるものって本当に旨いやん?

それは良い茶葉だったりして、それは当たり前かもしれないけれど(←お前は社長か!)そうでない茶葉でも種類によって温度、入れ方がある。

彼女達はそれを当たり前に身につけているのだ。

新聞にアイロンをかけるとも聞いたことがあるぞ。

なぜなら上司がそれを読む際、手がインクで汚れるから・・・という説も昔はまことしやかにささやかれ、これは本当なのかわからないが、そういった理由だったと伝え聞く。

新聞ってそんなに手が汚れるのかね?(現在はそんなことないと思うけれど???)

まー、新聞の話はよくわからないが、そんなことを意識し、「人よりおいしいお茶を入れちゃる!」と思って、楽しむのもオツなものでげすよ・・・。

ニッポンの働く人達に幸あれ!(←スケキヨ、お前も働け!)