なでしこ国際Aマッチ 対イングランド | 千葉県高校サッカー観戦記

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サッカー王国千葉のあまり注目されない高校サッカーチームを中心に、Jリーグ、日本代表までサッカーの試合の観戦記を紹介したいと思います。

昨日、なでしこのイングランドとの国際Aマッチがありました。
結果、1-1で引き分けましたが、女子も男子と同じように見えて
仕方なかった。

バイタルエリアでプレーが”クド”くてリーチのあるイングランドに
簡単にボールを触られてしまい、シュートまで行けない。

対するイングランドは簡単に中盤から蹴って来るスタイルで、
サッカー自体は日本の方が見ていて楽しいが「やりすぎじゃね!?」
と思うところもある。

イングランドの先制点もゴールした選手が簡単に決められる
シンプルな展開でした。
要するに、選手同士の距離感が適度でプレーしやすい。

対する日本はゴールまで迫るが、最後でグチャグチャとして、
惜しくも外す。そりゃ、グチャグチャすれば最後のシュートも
コースが無いからそうなるよ!

シュートする時って、ゴール方向に人がいるよりは、いない方が入るし。
至極当然のことだと思う。

FWの決定力云々よく言うけど、
決定力を上げるには周りの協力も必要になる。

なでしこの同点ゴールも大野がドリブルで仕掛けて、
最後、川澄がサイドをガンバって走りこんで、
ゴール方向に味方も含めて人がいなかったから
GKと1対1で決められたゴール。

カウンターサッカーが良いとは言わないが、
ゴール前でシュートしずらくしておいて、
”決定力が!”というのはどうかと思う。

マンUで香川がハットトリックを達成したのは、
ルーニーを中心に周りがクサビやDFをつる動きをしてくれたから
達成できたハットトリックだと思う。もちろん香川も良い動きしました。

個を磨くのは当然で男子も女子も、ものすごく上手です。
でも、個が得点を奪うために何をするのかが重要で
点が取れなくては本末転倒だ!

男子に関しては、
ゴリゴリ、ドリブルを仕掛けて、BOXの前、
ドリブルしている選手から前方2mの味方に
パスを足元に”パーン”て強烈なパス出されても迷惑だし、
何をしてもらいたいんだ!?と思ってしまう。
超一流はかわして決められるかもしれないけど・・。

何か、アイディアがないの?
そんなパスするんだったら、始めからパス出したほうが早いんじゃん?
シュート打てばいいんじゃん?
リターンパスをもらって裏に抜ければいいんじゃん?
前にいる選手もなんでDF引き連れてコースを空けてやらないの?
プロだから解っているとは思いますけど。

なでしこは、
これからまた世界一になる為には修正も必要。
世代交代を進めている佐々木監督は素晴らしいと思う。
第2の澤選手を是非、見出していただきたいと思います。

なんて言いたい事言うけど、
男子ほどではなかった女子だけど、
男子も女子も安定した世界一になってもらいたいから、
イヤ!必ずなれると思っているから!!