ラスト1課題&危険予測について
今日はでボルダリング
Tシール課題が残り4つとなり一つでも多く落とす事を目標にジムへ
アップ後にまずはスラブ壁の新作T課題
左足のスメアでソールを減らしながら必死の打ち込みでRP
お次はどっかぶり壁のT課題
4手目のデッドで取りに行くガバにはまると思ったけど、
これが奇跡の3,4激でRP
そして次はカチホールドばかりのT課題
ムーヴがよく分からなくてちょっとハマッたけど、こちらもなんとかRP
その勢いで足自由のT課題も触ってみたけど、こちらは今日も撃沈
ん、この課題はもうちょっとムーヴを考える必要があるな
T課題はラスト1課題だけど落とすには時間が掛かりそう
ここから話は変わってボルダリング中のジム内での危険予測について。
今日のジムはとても混んでいて初めて?と思われる人もちらほら。
そんな中、初めてと思われる方が課題を登っている時に、その課題とラインが微妙に
かぶりそうな課題を登ろうとしている常連の方が居たので、登っている姿が死角になっていて
気づいていないのかな?と思ったので、近くを登っている人が居るよ。と注意をしてあげたら
その常連の方は、いいっすいいっす!と言って登ろうとしてました。(結局は登っていない)
新人の方や常連の方の実力の程は置いといて、お互いがそれぞれの課題を登っている時に
完登出来るか出来ないか、また、落ちるとしたらどんな体勢で落ちてくるか、なんていうのは
登っている本人も含めて誰にも分かりません。だからこそ、人それぞれがどういう危険が
起こりうるかを予測して、それを未然に防ぐ必要があります。今回、その常連の方は
注意したにも関わらず、自分で大丈夫だと判断して登ろうとしました。結果的に
登らなかった為に事なきを得ましたがもし登っていたら・・・。
一体どんな事態になっていたのかは誰にも分かりません。
しかも、常連の方がそんな行動をとった事が非常にショックです。
いままでジムに何十回、何百回と通って一体何を見て、何を考え、何を感じてきたのか。
その方に限らず課題を打ち込んでいる時に周りが見えなくなる事は同じクライマー
である私にもよくある事なので分かります。ですが、その課題を登れるか
登れないかよりも危険を予測し怪我や事故を未然に防ぐ行為はそれよりもずっと重要です。
各個人がそれを認識した上でジム内で登っているからこそ大きな怪我や事故もなく
楽しく登れるのです。
私もまだまだ完璧ではありませんが、マットとマットの隙間が空いていれば直すように
しているし、マット上には座らないようにしているし、壁の死角を横切る時には陰で誰か
登っていないか確認するし、危ない落ち方をしそうな人が居ればスポットするし、
近くを登っている人がいる事に気づかない人が居れば注意を促すし、
考えられる危険を予測しながらジムで登るようにしていますし、また、逆に自分も
注意されて気づく場合も多々あります。
ジム内での怪我や事故は自己責任ですが、自分だけでは防ぎきれない事態が
起こりうる為、過信や慢心を捨て、一人一人が意識して行動する必要があるのです。
こんな纏まりのない文章を長々と書くのはためらいもありましたし、
この記事を一体誰が読んでいるかも分かりませんが、
一人でも多くの方に何かを感じてもらいたいと思い、あえて書きました。
最後まで読んで頂きありがとうございます