ベルマーク集めで苦しんだから辞めることにしました | 大好きなお家でシンプルライフ

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小学校に入学して
立ちはだかった壁がある


娘の持ち帰ってきたベルマーク袋


「これ・・・まさか・・・」
と説明を読むと


このベルマーク袋に
集めたベルマークを入れて
毎月決まった日に
記名して学校に提出して下さい

というものだった




ちょっと待て
ベルマークって
今も集めてるの!?




あんな、0.5点とかの?
あの点数・・・


令和、5G、リモートの時代に
まだ昭和の遺産をやってるんかいぃ
と突っ込むと同時に


気づくと胸騒ぎがしていた



思い返せば私が小学生の頃

ベルマークはちょっとした嫌な思い出だった


というのも
ベルマークって
結構探さないとないんですよね

特定の商品には必ずついてたりするけど
そのメーカーのものを買わないとついて来なかったり・・・



私が小学校の頃は
母親はフルタイムで働いていて
あまりベルマークを積極的に集めることに注力しない家族だった
(やる意味もよくわかっていなかった)


しかし、提出日は
まるで公開処刑の如く
先生が1人ずつ集めて回るのだ

「わぁ、●●くん、沢山集めてすごいねー」
なんて先生が、いちいち言うもんだから
0枚というのは肩身が狭く


夜な夜な、
ゴミ箱を漁ってベルマークを探した

どれだけ漁っても2枚3枚が限界の時は
新品のノートについているベルマークを
泣く泣く切って
なんとか枚数を稼いで提出していたこともある




中学生になってからの記憶は曖昧だが

たまにスーパーでベルマークを集める箱があると
ふと「ここから取れたら楽なのに」
なんて
いけない考えすらしてしまうほど
勿論、行動には移さないけれど

その箱を目にするたびに
何故かモヤモヤと嫌な気持ちになっていたのだ


そして、当時の「集めなきゃいけない」という焦燥感が無条件に蘇る

とてもじゃないけど健康的ではなかった

一時はなるでベルマーク恐怖症になっていた




ズボラなくせに、怒られたくない私のこの湿っぽい性格が悪いんですけどね



そんな、忘れかけていた恐怖を
子供が持ち帰ったベルマーク回収袋を見て思い出してしまうとは


もう時代は2回りは変わっているのに・・・



今は出来るだけ
パッケージや箱など不要なものはすぐに捨てるようにしているが

これからは、そこにベルマークがないか確認したり、探したり
見つけたらそれを切り取るという作業をしたりする必要があるという事か・・・


子供のためとはいえ
ちょっと、、いや
カナリ苦痛だと思った


6月のベルマーク回収日
うちには1枚もベルマークは出てこないまま時は過ぎた


娘はその事が少し気になっていたよう

「ママ、ベルマークないの?私のノートにあるから切って持って行くね」

と、ノートを見せながら言うのだ


まさか、小さい頃の私と同じことをしようとしていると察し

「大丈夫、この袋もらってまだ1週間しか経ってないから、集められませんでしたってママから連絡帳に書いておくよ」

そう言って、娘の新品のノートにハサミを入れることを止める事ができた



そして、連絡帳に
「今月、ベルマーク集められていません。申し訳ありません。」
と母親の私から先生に伝えた



これから先、ベルマーク集めが常に頭にあるのが本当につらい・・・
常に探さないといけないという気持ちが重い


やる事自体は簡単なのに
その雑念が割に合わなくて

いっそ、私の時給1時間分を寄付した方が
早いとすら思った


これが、6年間続くのか
小学生の頃の苦い記憶は30過ぎても割と残っていて
気が重かった

下には弟もいるから
6年では済まない


身軽に生きたいから
「もうベルマークはしません」と
キッパリ手放してしまうのもありだと思った


しかし、自分が小さい頃は、それが出来なくて
ずっとベルマークについてモヤモヤしてきた

それに、娘も「ベルマーク沢山集めるぞ!」とやる気を出している


だから、母親の怠慢だけでそれを辞めるのは子供には酷だと思った
何か対策はないか・・・


そう思った時、ふと
保育園の先生が
「松ぼっくりを見つけに行くのが大変だから、メルカリで買ってる」
という話を思い出した




「メルカリになら、ベルマーク売ってるかも?」


すぐにアプリを立ち上げ
「ベルマーク」と入力すると
そこには


たっっっくさんの
ベルマーク出品者さんがいるではないか


しかも、結構、売れているのだ



もしかしたら、私と同じく
ベルマークを集めないといけない子供を持ってる親なのか・・・
きっとそうだろう
訳あってベルマークが必要な人が
世の中沢山いるんだなぁ

令和時代に、こんな新しい世界を見るなんて



私は、本来ベルマークで寄付するために、わざわざお金を払うなんて本末転倒に感じたが


でも実際、たった数百円で
ベルマーク探さないといけない呪縛から逃れられて
娘にも安心してベルマークを持たせられると思えば

めちゃくちゃ安いとすら思った


出品の感じを見ていると
その家庭でよく使うティッシュやよく飲むお茶のパッケージから出るものを集めており

その労力と送料と点数で考えるとほぼ儲けのない、むしろマイナスのボランティア感覚の出品だと感じた

それを買って、自分の学校に寄付として還元できるなら

WIN-WINじゃないかな



そう思って、1セット購入してみた


手元に届いたのは
300枚ものベルマーク

しかも、出品者さんは、
綺麗に点数別に分けてくれていたので

これなら、集計の時も助かるし
手間が短縮できる



なんだか、これで良いのかわからないけれど
まだベルマーク文化があるのならば
自分のできるやり方で協力しようと思った


探す労力と考える時間を
お金で解決させてもらったのだ

この令和の時代
金さえ払えば
そんな微塵の不安は解消できてしまう

私はこれからも
ベルマークを(積極的には)集めない
ベルマーク集めは断捨離するけど


子供には毎月ちゃんと持たせられるという安心感を手に入れた




きっと賛否あると思う
これを書く事自体良くないかとも思った


でももし、
私と同じようにベルマークに思考が邪魔されている人がいたら・・・


世の中には
ちゃんと集めて、仕分けしてくれている人がいるよ
ということを伝えたいなと思ったから書いてみた


そして、娘には
自分のできる範囲で
ゲーム感覚で楽しくベルマーク見つけてね
と伝えている

娘が頑張る分は勿論応援する

だから、ベルマークの為にハサミを入れたくないものには無理に切らずにね、とも伝えた

「ママがちゃんとベルマーク集めてあるから心配しないでね」とも伝えた


罪悪感にも似た気持ちが
安堵感と拮抗して

何とも言えない気持ちになった







ーーーー

この件(ベルマーク集め)については
本当ならまだまだ言いたい事はありますが
取り敢えず、今日はここで止めておきます

※決してベルマーク集めを批判しているわけではなく
義務教育の中で、半ば強制的というか、集団圧力の中でこういう個人差・価値観の違いが出てくるものが今尚続いてることに違和感があって書きました

もし気分害された方いたらすみません





お読みいただきありがとうございました




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