私はちょっと特殊な育ち方をしていて、『育ての親』と『生みの親』がいて

ほぼほぼ育ての親か祖母に育てられた。

 

その祖母。

 

大正生まれで私の育て方も古風。厳しい。

小学校を卒業するまでに一人暮らしできるレベルまで家事をたたっこまれた。

 

更に厳しかったこと

『泣くな。人前で泣くもんじゃない!』

 

とにかく

泣くことを許されなかった。

送別会や付き合った相手との別れでもなけなかった。

 

古い田舎の本家長女。

そんなもんなのか・・・と、私は育ったのだが、同年代の三才の子とかは泣いてひっくり返ってだだこねてるのが羨ましかった。

『私は泣いたら怒られるのに・・・。』

 

 

大人になっても、私は人前で泣けなくなった。

 

なんで泣いては だめ?

○○家本家長女だから?

プライド?

 

 

 

私の県では『泣き相撲』という行事がある。

 

赤ちゃんの泣き声の元気さを競う。

泣くと勝つという所と、負けるとか地域による。

 

泣いて勝つケースは、子供の健康祈願が主な祭り。

 

一方で

 

泣いたら負ける

それは、その昔

地域の生贄選出の祭りの言われ・・・。

 

 

神様は必ずしも神聖ではない。

祟り神を祀って鎮めているケースもある。

 

 

定期的なお供え物

生贄選出はその土地の第一子とか。

 

 

私は長女。

 

 

私の近くの地域では、泣き相撲は・・・多分無い。

しかし

祖母は私を、とにかく泣かないよう教育した。

泣くと余計に怒られる。

育ての親も。

 

今になって、微笑ましい泣き相撲だとしても

祖母の出身地区が『泣いたらだめの泣き相撲の土地』出身であるなら・・・

一部の生贄選出という土着信仰の出身であること故に、送別会や別れでも泣けなく成長して(育てられて)しまったのかと思うと

祖母の気心だとしても

若干自分の心の欠けをモヤモヤ感じてしまう・・・。

私は冷たい女?

 

 

急死してしまった同級生の男子。

突然の心臓発作だった。

そいつは泣き虫だった。

 

 

『泣き相撲』のニュースを毎年テレビで見るたびに、モヤモヤ・・・。

 

 

でもでも

私は夜泣きの癇の虫が強い赤ちゃんだったらしいけどねwww

 

真相は闇の中♪