「フリーカメラマンって、何やってるんですか?」よくきかれる。

 

これねぇ、プロカメラマンになって10年の間に、結構な回数、色んな人にきかれた。

 

こういう時、僕は、「まぁ クライアントから撮ってこいと言われた事柄を撮影してくるだけだよ 最低限の技術は必要だけど、データ収集の要素がつよいから、漁師や昆虫採集と感覚が似ているかな・・・」という風に答えている。

 

実際、クライアント関係の撮影は、僕が撮ったデータは納めるクライアントによって使い方がちがう。

依頼をされて、現場でその事柄を撮影してくるのだがら、さながら、データを昆虫採集や漁のごとく収集してくる、なので見当はずれの答えではない。

人出が足らない時に、助っ人として依頼がくる場合もあるので、傭兵的な使われ方をする時もある。

 

 

 

まぁ、10年間カメラマンを続けていて、色んな事があった、まぁ、これからも色々な事があるのだろうが・・・・

 

 

映画のロケのスチル撮影をした時、その映画のムック本に僕の撮影した写真が載ったのだが、クライアントも僕の名前も載っていなかった。

のちに分かったことなのだが、映画関係は、エンドロールに屋号を入れてもらうだけで50~100万円逆に払わされるという事が判明して、クライアントが丁重に断ったらしい。

 

芸能人のスチル撮影をイベント会社から依頼を受けた時は、少数精鋭で手の空いた人間が何でもやるのが当たり前で、ステージの設営から、スタイリストと一緒に衣装を運んだり、僕が大型二種の運転免許を持っていたのでロケバスの移動など、撮影以外の事も色々と経験させてもらった。

僕が撮影した写真は、イベントのプロモーションだけではなく、関係各所に出される事業報告書にも使われていた。

 

エンターテーメント業界の中身を見れたのも良い経験だった。

芸能関係の撮影は、毎回小さなトラブルが起こり、ほぼ行程表通りすすんだことがない。

 

 

それに比べると、学校関係のスナップ撮影は、バスに一緒に乗って、1日行事に同行して生徒たちの楽しい瞬間を撮影するだけ。

 

 

こういう、のんびりとした依頼も長くやっているなぁ・・・近隣の公園、キャンプ場、博物館、美術館、テーマパーク、遊園地、たくさん行っているなぁ・・・

 

 

そんな事を思いながら、本日の同行撮影の集合場所に向かう。

 

「あれっ? 写真屋さん 今日は生徒たちは現地集合でバスは無いですよ」と・・・

 

 

 

「えっ!」

 

ヤレヤレ・・・と・・・

 

クライアントの社長に「バス無いみたいです 現地集合みたいです 現地向かいます 遅れるかも 旅行会社の添乗員か学年主任の先生の連絡先送ってください 」とLINEして車に乗り込む。

 

「すまん 遊園地で終日自由行動やったから こちらの行程表確認ミスや・・・」と返信が・・・・

 

ヤレヤレ・・・

 

「カメラ業界あるあるですな・・・・大丈夫、あとは、こっちでなんとかしますわ(笑」

 


 

久々の小さなトラブル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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