移植法改正の対案提出 参院野党有志
参院の民主、共産、社民各党などの有志議員は23日午前、衆院を通過した臓器移植法改正案の対案となる「子ども脳死臨調設置法案」を参院に提出した。臓器提供の対象を15歳以上に限定している現在…
参院の民主、共産、社民各党などの有志議員は23日午前、衆院を通過した臓器移植法改正案の対案となる「子ども脳死臨調設置法案」を参院に提出した。臓器提供の対象を15歳以上に限定している現在の枠組みを維持しながら、子供の臓器移植のあり方を検討する臨時調査会を内閣府に設置することが柱。脳死後の臓器提供の年齢制限を撤廃し、本人が生前に拒否表明しなければ家族の同意で臓器提供を可能にする衆院案(A案)と合わせて週内に参院本会議で趣旨説明、審議入りする見通しだ。