避難勧告 | 囲碁を楽しく上達する

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囲碁を楽しみながら上達することをテーマにいろんなことを考えたり、試したりしようかと思っています。その覚書です。


名古屋市に避難勧告が出ました。
川の決壊は11年前にも経験していて、家の自動車が廃車になった東海豪雨。

私は出張で広島に行っていたので、妻が実際には身をもって体験しています。

今回はそれほど大雨が降っている感覚はありませんが、いまだ解除されない
避難勧告。

避難勧告は自主的に避難するといことで、次のステップは避難指示。

避難指示は命令のようなもので、避難しなさいと言われているもの。
避難指示には至りませんが、台風も明日の直撃を予想しており、
不安は募ります。


そんな中で1局打ちました。

互先の白番。

《実戦譜1》

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白P-2に打ったところで、黒▲と右辺の白石を攻めにきました。
後で考えたら、右辺を攻められるのは、非常に危険。

眼がなくなり、黒からBが先手で利くことになると、白が下辺と右辺をつながって
打つほかなく、Aからの切断が厳しい。

上辺の模様が地化しそうです。

《実戦譜2》

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白1から黒2と勢い反発ですね。
地合いだけでいえば、隅にもぐりこんだ白の得と思いますが、中央が薄い。

しかし、黒10と打っていただいたおかげで、白11とつながり、Bが利かない
ことになってしまい、Aと大きく模様を広げる手が小さくなっています。

《実戦譜3》

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白は下辺と切られても、単独で生きることができますので、中央の模様を
消しながら、白が生きては優勢です。
このまま逃げ切り1勝を挙げました。

実戦譜2の白1から3は勝負手のようなものでした。
後から振り返ると、中央の黒模様がまとまれば、負けていたと思います。

勝負手が成功したということで・・・

では。