昨日までのおさらい。

人権擁護法案は差別的発言や行動を厳しく取り締まるため、必要な手続きを省いて逮捕や家宅捜査を行うことが出来る。しかし差別的発言や行動の線引きが曖昧であるため、人権擁護委員会というものを設立し、そこで審議されることとなる。しかもその委員会はどんなことにも縛られない権利を有しているため、その委員会は独裁委員会となり得る。という話であります。


これの続きです。この法案はマジで問題だらけなんですよ!!


まずこの法案が成立すると憲法にも書かれている表現の自由が完全に失われます。

しかし人権擁護法案を推進する人々の逃げ口はこうです!

「表現してはいけないとは言っていない。しかしその表現が相手に不快だと思わせたならば人権擁護法が適用されるだけの話だ。」

確かにこう考えれば表現の自由は失われてはいないかもしれない。

しかしこれは表現の弾圧になります。

従って大政翼賛会時代となんら変わりが無いわけです。


あと一番危ないのは逆差別が起こるということです。

逆差別が起こる=ヒエラルキーの逆転=統制の取れない社会です。

逆差別は人間の関係をフラットにする2Dではありません。

縦も存在する3Dの世界です。しかも弱いものが強い社会。(本来強いも弱いもない社会であるべきだが実質は無理!ex子供など)

だから弱いはずの子供がメチャクチャ強い権利とか持っちゃったりしま

す。

しかも数年後に子供の権利法案も提出するみたいだから本当に子供が強すぎる社会になっちゃう…

女性の権力も異常に強くなります。

多分法案が成立したら満員電車でくっつかなければならない状況で女の人の横に立っていただけのおじさんとか捕まることもあり得ます。

隣に立っただけで女性がそのおじさんを不快に感じたとかでね…

もちろん男性にも権利があるわけだから訴え返しが出来るかもしれません。

しかし日本には1997年に成立した男女共同参画基本法があります。

これ、男女平等の法律と思いきや、「男が女と言うだけで差別してはいけない」という内容が法律の前提条件なので、男女が平等に!というよりは女性にも男性と同じ舞台に立てる場所を提供してあげましょう!という意味合いが強いのです。

だから男性が訴え返しても、この参画法によって男性が負けてしまいます。

元来女性差別をしているなんて意識の無い男にとってますます生活しづらい社会になるかもしれませんよ。


明日に続く。明日はぞっとします。絶対鳥肌立ちます。