ここでちょっと今までのストーリーを簡潔に説明いたします。


コウタ君はプロ野球選手。初めてたった一軍マウンドで完封劇を繰り広げたものの、それ以降奮わない。

二軍で悶々とした生活を送る。

しかしあるとき不治の病で入院しているタケシ君から手紙をもらう。

その手紙を読んだコウタはタケシ君が入院している病院へ。そこで勝ち投手になる約束をする。

しかしコウタはその約束を果たせない。

二番手ピッチャーの早川は満塁ホームランを浴び、二人して二軍落ちとなる。

親友になったコウタと早川はあるとき二人で公園のベンチに座りながら談笑していると病気だったタケシ君が現れる。

怒りが頂点に達しているタケシ君はスーパーサイヤ人となってコウタと早川に復讐しようとしていた。

絶対絶命のコウタと早川。しかし、早川もなにやら様子が変だぞ!?



「はぁぁぁ…」


一連のドラゴンボールトークも落ち着き、早川はタケシ君をにらみつけながら気合いをためている。

スーパーサイヤ人となった二人の姿は地球を壊す勢いすらあった。


タケシVS早川。


どんどん戦闘力を上げているタケシ君。

そして同じ勢いで戦闘力を上げている早川。


ボン!!


なんとコウタがいつの間にか装着していたスカウターが壊れてしまった。

「こ…これほどまでとは…」

コウタは二人の姿に恐れをなしていたが逃げることも出来ず、地面に座り込んでしまった…


「かかってこいよ、虫けら。」


早川はタケシにつぶやく。


「消えろ。」


タケシはスーパーエネルギー弾を出した!!?


「うわ~~~!!!」


なんと卑怯にもタケシ君は早川に狙わず、コウタのほうへそのエネルギー弾を打ったのだ!!

コウタに飛んできたその光を早川はすぐさま反応した。


ドン!!!


早川は全身でエネルギー弾を止めた。

その勢いで早川が大切にしていた度入りのメガネは吹き飛んでしまった!!


「は…早川…」


「コウタ君、君は生きるんだ…そしてタケシを倒してくれ。」


「早川…」


「本当なら、あの試合で僕が満塁弾を打たれなければ良かったんだ。ごめんよ、コウタ君。」


「何言ってるんだ!早川!その前満塁にしてしまったのは俺だよ!しかも金木選手に脅えて何も出来なくなってしまったのは俺のほうじゃないか!」


「そうだったね。じゃぁ…僕のせいじゃないね…コウタ君が悪いのに僕まで巻き添え食らって正直凹むよ…」


「…」


「でも僕はいい奴だからコウタ君のことは恨まないよ。…グハ!」


エネルギー弾を止めている早川は体が耐えられなくなり、どんどん戦闘力が下がっていった。


「早川!大丈夫か!?」

どう考えても大丈夫ではない早川を見てコウタはそう話しかけた。



「もうだめだ…さよなら。コウタ君…」


そう早川は言うと静かに目を閉じた…

「早川~~~~~~~~~!!!!」




そろそろ飽きてきましたね。

10月22日に続く。