おさらいは割愛します。


てかなぜ高橋選手(仮名)は中指を立てていたのだ!?


バスが去ると二人とも外苑前に向かって歩き出す。

私はそれを追った。

二人はそのまま外苑前駅に去っていった…


私は頭にクエスチョンマークしか浮かんでいなかった。

意味が分からない。

なぜ高橋選手は中指をたてていたのか。


普通に考えておっぱいちゃん二人ともおっぱいがでかいし、色気もあるし、顔はまぁぎりぎりOKだし。

何も問題ないじゃんか!?


私はここで結論を出さなければならない。




結論


おっぱいちゃんはおそらく間違いなく高橋選手(仮名)と夜のイヤ~ン…をした。

そして二人ともキャバであることは間違いない。

そして高橋選手(本当に仮名)に好意があることも間違いない。

しかしおっぱいちゃんはしつこいのだ。

キャバパワーをフルに使い、高橋(よしのぶじゃないから!!)にアプローチしているのだ。

それを億劫に感じている高橋。

たかが一夜限りでしつこいんだよ!おまえら!と思っているのだ。

だから高橋は中指を立てた。

しかしおっぱいちゃんは動じない。

これからジャイアンツ宿舎に向かうのだ。

おっぱいちゃんはそのでかいおっぱいを活用し、再び高橋に歩み寄るはずだ。

高橋は半分諦めてまた関係をもってしまう。


ある日おっぱいちゃんが高橋に電話をする。


「私、できちゃった…」


高橋は仰天!!

まさか…まさかあの日、俺は種付けしてしまったのか!?


高橋はうなだれる。

ほくそ笑むおっぱいちゃん。


おっぱいちゃんは高橋に求婚する。

高橋は拒否をし、おっぱいちゃんに中絶費と慰謝料を払う羽目に。

しかしおっぱいちゃんは高橋に本気だった。

「あたい、こんなに汚れているけど初めて人を好きになったんだよ!

あたい、あんたを愛してる!

金で解決しようなんて思わないで!」


高橋は悩む。金でも解決できない問題。

やはり結婚を考えるべきか。


しかし高橋はいつかアナウンサーと結婚するという野望を秘めていた。

ここで夢を砕くのは納得がいかない!!


高橋は無理やり、中絶費と慰謝料をおっぱいちゃんの手に握り締めさせ、走り去ってしまう。

おっぱいちゃん、その場に倒れこみ号泣。


まさか次の日、東スポに「高橋、キャバ嬢を妊娠させていた!?」と書かれることになるとはその時、誰も思わなかった…




おっぱいちゃん一人を除いて…



完!!