前回の続きです。


その前に前回のおさらい。


5月22日 19:30 ショートメール

「まり!ムービー載っちゃってるけど大丈夫?(>_<)ヤバクない?(ここにURLがついている)」



という出会い系だと思われていたメールについて検証していたのですが話は思わぬ方向に!?


実はこのメール、全然出会い系ではないのです。



★前回このメールの少ない情報で推理した内容です。★

ある日、とある若者がふと映画を見ていたところ、その映画の最後の製作者スタッフの名前に友人のマリオの名があった。

マリオは昔から俳優を目指していたのに、画面に映る「マリオ」という名前は製作スタッフの一人として載っている。

昔から俳優になりたがっていた彼がどうして!?

若者はひどく心配します。

マリオはあの日以来、俳優の道を諦めてしまったのか…

そして今は普通の生活を送れているのだろうか…

そんな思いからその若者は急いでマリオにメールします。

しかしなんたる不運…

そのメールは間違えて私の携帯に届いていたのでした…


というのが前回までのおさらいです。


で、前回のブログでこの送られてきたメールを解読できたわけですが、

肝心の添付されていたURLを私はまだ見ていません。

きっとこのURLの向こうにはマリオを応援する仲間たちの声がたくさん入っているのでしょう。


なんとも美しい友情でしょうか。

マリオはきっとつらい日々を過ごしていたに違いありません。

そして死にたいと思ったこともあるかもしれません。

俳優になりたかった。

でもカレの声はもうポリープによって普通の声を出すときですらのどを痛めるような状況なんです。

毎晩カレはお酒におぼれるようになります。(ポリープで酒は呑まんけど…まっいいか!)


しかしあるときマリオの転換の時期が訪れます。

あるいつも行きつけの店にて、そこの女将さんとの会話によってマリオは変わります。


女将「マリオ、あんたまた飲みすぎだよ!」


マリオ「うるせー!オレはもう死んだっていいんだ!どうせこの声じゃ俳優なんてなれやしねぇ…」


女将「何行ってんのさ!あんたはまだ若いのよ!いくらでもやりなおしが出来る未来がまだまだあるじゃない!簡単に死ぬなんていいなさんな!」


マリオ「ばかやろ~!女将に何がわかる!俺だって立ち直りたいさ!でももうわからないんだよ!!」


バシ!!!(頬をたたく音)


女将「マリオ!あたいが何年あんたを愛していたと思ってるの?あたいはねぇ、あんたとであってからずっとあんたの夢を語るその姿にほれてたんだよ!(泣)」


マリオ「…。」


女将「だから立ち直ってくれよ。それであたいをさらってくれよ…」


マリオ「おっ女将…。」


マリオは立ち上がります。そして俳優の道は途絶えたとしてもまだ違う自分の道はあるはずだと歩き出します。

女将の思わぬカミングアウト。

正直もうババァやんとか思いながらもでもマリオも女将に惹かれていく。

マリオはいつか女将を自分の胸に…と思いながら仕事を探すのでした。

そこでマリオが選んだ仕事は制作スタッフ。これだったら俳優業に近い場所で働ける。

マリオは希望に満ちた生活を始めます。

でもまだスタッフに成りたてのマリオの生活は貧窮です。

毎日つらい生活を送りながら、でもマリオは女将のために血を吐きながら働きます。

そしてマリオがスタッフとして行った仕事がいよいよ映画化されました。
それをたまたま見たマリオの友達(仮にヨシオとしましょう)がマリオの名を発見する。


そしてこんなメールが間違って私に送られてきたわけですね。

そう考えるとこの添付されてるURL、やばいんじゃないですか?

URL見たら私、泣いちゃうかもしれません…

ヨシオの粋なはからい、みてやろうじゃないですか!!



さぁ、次回はいよいよ最終回。私kouki0420がいよいよそのURLのベールを脱ぐ!!

仲間たちは失意から立ち上がったマリオにどういった思いを伝えたのか!?

明日までしばし待て!!!