面接を受けた。

大手広告代理店2次面接だった。

前日から緊張して頭が真っ白だった。
俺、なんでこんなに広告志望しているんだろう…

ココに来てとんでもない悩みと直面した。


面接官にこう質問されるだろうとわかっていた。


「なぜ広告なの?」


広告が好きだから。それしか言えない。
でもそれじゃ何もわかっていない。
そんなことは知っている。
だからなぜ広告かが言えない。


本当にこの問題に頭を抱えていた。
広告は一日外を出歩くと3000も出会えると言う。
私が一日外に出てもちょっと気になる広告はせいぜい一つ。
決して広告がすきなんていえない。

でも広告業界の営業に本気で行きたいと考えている。
それを強く言える言葉がみつからない…



昨日、面接を受けた。


面接官二人の個人面接だった。

私は頭が真っ白だった。



面接官が聞く。

「なぜ広告なの?」



私はとっさに答えた。


「私は他社が作る魂のこもった一つの商品をたくさん売るための手助けをしたいと思っています。私は広告代理店は広告のみを打ち出す会社だとは思っていません。他社の商品を多くのエンドユーザーに買っていただくための手助けをするために広告代理店は存在していると思います。
だから私はクライアントの意志を受け継ぎ、パートナーとしてマーケティングを行い、たくさん商品が売れたときにクライアントからありがとうと感謝される顔がみたいと思って広告を志望しているのです。」



そうだったのか…
俺は広告志望している原因はこれだったのか…


土壇場の面接で私は志望している本当の理由と触れ合えた気がした。
この面接、改めて自分の志望動機の自信を作り出した。

月並みだけどこれで面接ダメでもいいと思いました。
この面接は自分の人生に関わるんじゃないかなって思います。
だから今回の面接、非常に良かったですね。

通過結果はまだ先です。
通ってたら、私の広告代理店への思いは正しいということです。