国を思ひ
 世を憂ふればこそ 何事も
  忍ぶ心は 神は知るらん



新渡戸稲造博士の「武士道」は有名ですよね。

私、恥ずかしながら本自体は知っていたのですが読んだことがなかったのです。

しかし、ついに今日、買ってしまいました。
さっそく読んでみました。


…。



……。



………。



…………面白い…。



こんなに素晴らしい内容だとは思わなかった…



「神道」と「仏教」が我々の精神に武士道を作った。
日本人の誇りを持つべきだと痛感する本。

日本人は黙ってうなずく民族。
日本人は笑顔を機能としてではなく、空気として持っている民族。
外国人には理解できない、深い深い言葉と雰囲気の重みを持つ民族。
契約書を使わずとも、「義」で契約する民族。

日本人は言霊文化だ。
言葉が何よりも重い。




最近「起業したい」という若者が増えている。
私もつい数ヶ月前まで思っていた。

でも最近疑問に感じることがある。

「起業ってなんだ??」

起業したい、それはわかる。
でも起業するメリットってなんだ??
なぜ起業したい??

私がすごく考えていることだ。
起業する必要性があればもちろん起業はしたいと思う。
しかし無理に起業する必要はないよな?
だから起業したいっていうフレーズはすごく野心的で否定はしないけど
その必要性をしっかり認識して起業しなければいけないと思う。

うまく言葉にできてないけどつまり

例えばどっかの会社で仕事してる。
そこで新しい事業を考案し、提案した。
それが受け入れられれば別にわざわざ起業せんでも新規事業としてその会社から新しい事業を展開しろと言うわけだ。

その提案が受け入れられない企業ならばそこから独立もありだ。
しかし受け入れられるような企業だったらそこに身を埋めるコトだって悪くない。

だから簡単に起業したいっていうのは私の中ではタブー視するようになった。

就活して、受け入れてくれた会社に「義」をつくすことは大事ではないだろうか。
それが日本人らしくて良いと思う。

転職するにしても、私はここの会社ですごく学ばせてもらった。
だからその知識を活かして外にでます。
絶対成功してみせます。

それが会社に対しての「義」とも考えられる。

まぁ「武士道」を読んで、色々思うことがあったわけです。


終わり