承認欲求という言葉があります。自分の存在を認めて欲しいという気持ちです。それは「私の話を聞いて欲しい」といった、ささやかなことでも、この承認欲求というものなのだそうです。幼い子供などは、承認欲求のかたまりですね。本当は大人になっても変わらないのです。少しずつそんな気持ちを、おさえつけてしまっているのです。
昔だったら、甘ったれとおもわれてしまったかもしれません。しかし、現在社会にあっては、自分の気持ちをつくろうことなく、素直に自分を表現することが当たり前でもあります。それは現在社会の良い面でしょう。
承認欲求というからには、他者とのかかわりがそこにはあります。ただ自分のためだけに生きていては、他者からの承認を求めても、それは難しいことです。目立ちたいがために他人の迷惑をかえりみない人間は昔からいます。昨今もSNSを利用した若者の迷惑行為がありました。
「情けは人の為ならず」という言葉があります。毎朝、明るく笑顔で挨拶をしてみてください。いつもはむっつりした顔をむけるだけの人も、365日、そうされたら、流石に挨拶が返ってくることでしょう。その時、あなたの心もホッとあたたまるのです。そして、その人にあなたの笑顔が認められるのです。
笑顔、優しい言葉、それらはささやかながら、仏教でいうところの布施行なのです。365日根気よく続けることは忍辱行です。
承認してもらいたい欲求があるのなら、まずは自らの行動です。
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