私は仏教の僧侶です。真言宗のお寺で修行し、高野山で僧侶となるべく伝法灌頂というものを授けられました。
現在はどの宗派の組織にも属さないフリーランスの僧侶です。
基本は仏教であり、真言密教です。しかし、私なりの仏教観があり、これまでの考え方とは異なる部分があります。
「仏、魂、死、修行、僧侶、仏教」
これらの言葉から、私の新しい仏教解釈をお伝えしたいと思います。
仏とは偉大なる超能力であり、とこかに存在するものであるとの考え方をしません。仏とはこの身このままこの世にあって、自らが到達すべき最終目標です。
魂、あるいは霊、命などとよばれるものは、エネルギーであり、エネルギー保存の法則に基づいて、再生されるものなのです。
エネルギー(魂、霊、命……)が再生されるとなると、死とはこの世という時空での終了であり、次の世(あの世)での始まりなのです。
修行とは、苦行をすることではなく、単なる行動です。仏になる前の菩薩が行う行動です(ハ正道、六波羅蜜行)。
菩薩の行動を自らが実践し、伝えるのが僧侶です。
私にとって仏教とは、仏の教えではなく、仏になるための教えなのです。
以上が私の仏教観です。
大意をご紹介しました。詳しくは私の以前のブログ「私の仏教」をご参照ください。
大胆な仏教観である部分もあります。僧侶として、現代にあった新しい仏教解釈が必要であると思います。仏教は単なる伝統文化ではなく、今現在のものでなけれはならないと思います。
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