終活していますか?断捨離や遺言書の作成、葬儀の手配など。終活ノートなるものも売られ、あとにのこる者の煩わしさを少しでも減らし、自分らしい人生の最期を迎えるために、終活というものが注目されています。

そこで、終活の中に加えて頂きたいことがあります。それは、この世を終えて次の世(来世、あの世)では、なにをするかという計画をたてることです。

仏教はもともと魂の輪廻転生の苦しみから解脱することを目的としてうまれたものでした。日本の仏教にはその考えはほとんどありません。むしろ、この世が終われば来世があるのは当たり前のこととしています。仏教信仰のない方は、来世などというものはなく、死んだら終わりと考える方も多いでしょう。

私は来世(次の世)はあると思います。それは、命(魂、霊……)の正体はエネルギーだからです。そして、この宇宙において、エネルギーは常に一定であるとする「エネルギー保存の法則」という、大原則があるからです。ですから、この世での命が終わっても、宇宙全体からみればそのエネルギーは無くなりはしないのです。エネルギーはかたちを変えて(何になるのかは分かりません)再生されるのです。

ですから、来世で自分のエネルギーが何に再生されるかはわからないけれど、自分なりに来世ではこんなエネルギーとして、こんな存在になってみたいと、来世の計画をたてるのです。

この世の終わりは、次の世の始まりでもあるのです。


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