コロナ禍で、リモートにおける仕事や、学校の授業が行われ、仏教の世界においてもリモート供養などが行われている昨今です。

時代は変わります。良くも悪くも変わり続けます。諸行無常です。いつまでも過ぎたものにすがり付いていては生きて行けなくなってしまいます。

それでも、時代が変わり、人が変わっても変わらないものもあります。「愛おしむ思い」これは太古の昔より変わらないものではないでしょうか。

仏教における葬儀や供養などのセレモニーは「愛おしむ思い」をかたちにしたものです。

リモートのセレモニーに香のたなびく匂いはありません。本来の読経とは耳で聞くものではなく、響きにのった言葉をからだ全体で感じとるものです。

供養や葬儀といった仏教的なセレモニーをライヴと表現するのはおかしいかもしれません。しかし、その場を包み込むおごそかな空気感をも含めてこそ、セレモニーなのだと思います。

音楽がお好きな方ならばおわかりだと思います。ただ曲を聞くだけであれば、CDなどを聴けば良いことです。しかし、コンサート会場の空気感は、その場に身をおかなければわかりません。

リモート供養が良いか悪いかは人それぞれの考えかたがあると思います。しかし、、一度、本当の供養法要といったものを体感してみては、いかがでしょうか。


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