ナイト2000のボンネットを開けるとその付け根にボンネットヒンジがあって、

それを支えるダンパーが付いています。


アメ車と日本車のパーツの違いを語る時に、

このダンパーは私が良く例え話しに使うパーツです。笑


日本車(工業製品)はシッカリした基準があり、ある程度安い社外品であっても純正に近い作りと耐久性があるが、

アメリカだと価格もクオリティーもピンキリで、

1ドルのメキシコ製から50ドルのOEMやOERやら価格にも異常なほどの開きがあったり、当然耐久性にも価格以上の開きがある。

安いのは当然安いなりで数ヶ月で抜けてしまうものもあれば、

純正以上に持つものもある。

しかし、面白いのは安いのは安いなりであっても、

高いのが一番いいとは限らない事なんです。

その見極め(選び方)が難しい上に製造時期によってクオリティーが変化したりする。笑

日本のパーツって高い水準で製品クオリティーが保証されてるとわかります。

それを知らない(当たり前と思っている)と海外パーツで選び方を間違えて価格だけで安いのを買って喜んでて数ヶ月でダメになったとか、かと言って1番高いの買っても価格ほどはもたなかったりでアメリカの製品とはこんなものか!と文句を言う日本人にアメリカのパーツ事情を教える例えにボンネットダンパーの話しをすると分かりやすいんです。笑


因みに10年以上放置していたにも関わらずウチのボンネットダンパーは抜けてなかった。

ある意味私の考え方(選び方)が正しかった事を10年かけて証明したようなもんです。😆


しかしながらボンネットヒンジは恐らく新車時から無交換ですが、放置によりダンパーが付くボルト部分だけが錆びてダメになってました。😢

ボンネットダンパーが付く根本のボルトに留めのクリップが引っかからなくなってます。




ヒンジ自体は全然大丈夫そうなのにダンパー付ける部分のこのボルトだけが結構錆びてます。😅



ダンパー自体の取り付け部も錆びてます。


このボルトだけ交換すれば安く直せそうですがボルトだけのパーツって売ってるのを見た事がないので当然全て交換しかないですね。


そして今回ダンパーは日本で販売されているものを使います。

カスタマーが煩いので日本で流通しているものはハズレが少ないです。笑


ヒンジの方はアメリカから取り寄せたものですが、

純正OER(リプロダクト)



結構なお値段しました。

国際送料8千円込みで左右セットで約三万です。😅


それでも外車としては安い方ですね。(と思って納得してる。笑)


無塗装のままでも使えそうですが、ヒンジだけ光ってるのはダサイので塗装します。



本来なら錆びやすい場所でもないんですが、一応対サビ塗料のシャーシブラックで塗装。




ボンネットダンパーも新品は気持ちいいですね。😆


取り付けは簡単です。

クリップが引っかかるまでヒンジのボルトに差し込むだけ。




あとはヒンジそのものをボルト3本ずつで留めていきます。

バッチリ取り付け完了です。


写真無いですが、

ボンネットも取り付けました。

新品なので重い鉄ボンネットをしっかり支えてくれますが、

このダンパーがどのくらいもつかは不明です。


ヒンジは歪みや造りの違いも無くバッチリでした。


今回はここまで。


まだまだ続きます。