お前が入れたんだろう | やりましょう!やってみましょう!(介護編)

やりましょう!やってみましょう!(介護編)

5年前に遠距離介護から始まった義父母の介護。
義母は亡くなり、今はアルツハイマーの義父が
施設で暮らしています。義母亡き後の義父への
対応を模索中です。

下宿している娘が急に帰省したので、

義父の施設にお見舞いに連れて行きました。


昨日はいつも通り夫と私の二人でお見舞いに行き、

食事して買い物をして、ゆっくり話を聞いたのですが、


さて、昨日のことは覚えているのでしょうか?


覚えていませんでした。


娘を見て、「来てくれたんだぁ」と

嬉しそうな顔をしながら繰り返し言い続けます。


いつもは夫と私だけなのに、

娘がいるので多少混乱したようで、


「Monちゃんは子供何人だ?」から始まって、

「お母さん(=義母)は死んだんだっけ?」

「俺の子供はひとりか?」

(義兄は忘れられているようです)

と質問が続きます。


そして、「一人になっちゃったよ。

お前(=夫)がここに入れたんだろう。」

とつぶやきました。


2年数か月前、義母はほぼ寝たきりで、

半身を起こすことも寝返りも出来なくなって、

一緒に住む義父は火の始末も出来ないし、

電話をかけることも出来なくなっていて、


訪問介護とデイサービスを利用しながら、

遠距離介護をしていましたが、

ケアマネさんから「もう、在宅は難しくなっているので、

入居型の施設を探してください。」と言われたのでした。


我が家で同居することは、

初めから考えませんでした。

今でも後ろめたい気持ちが残っています。


この後ろめたい気持ちを忘れてはいけないのでしょうね。



にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村