今年度(2021年度)の小学2年生が、小学校に入学する頃は、ちょうどコロナの第一波の時でした。
全国一斉休校、その後、夏にかけて徐々に学校での生活に慣れていった学年の子ども達です。
2020年の11月、左利きの1年生が入会してくれました。
日常的に右手を使うことは、ほぼないとの情報から、硬筆(えんぴつ)と毛筆の名前は左手、毛筆の本文のみ右手、という方針でがんばってもらうことにしました。
右手で筆を持って丸(円)を書くことも、なかなか難しい様子でしたので、ストレスがかからないようにとは配慮しながらも、実際はどうだったのかについては、まだ本人にはたずねていません。
入会して1~2か月の頃作品は、このようでした。
上達のスピードとしては、右利きの生徒さんと比べると、ほんの少しゆっくりな印象もありますが、それほど変わらないように思います。
そして、今回、当教室の2年生の作品の中では、一番と評価されました。
日本習字の場合、書き初めについては、観峰賞→金賞→銀賞→銅賞→努力賞、といった順番に評価がされますが、今回当教室の2年生の中で唯一「金賞」の評価を受けました。
また、昨年一年間、当教室の生徒さんの中で誰よりも最も多く教室に通ってくれました。カウントしてみたところ、年間41回でした!
通信での添削の期間、緊急事態宣言等が繰り返し発令される中、本当によくがんばって通ってくれました。
最近では毛筆の名前も、自ら右手でチャレンジしています!
これから先の道のりには、まだまだ色々あると思いますが、これからも自分のペースでがんばってもらえたらと思っています。
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左利きでも、右手で一年間がんばってみると一番になれます。
左利きを無理に矯正しなくてもいい時代になっているようです。しかしながら、右手で書けるようになりたいと思って入会を検討されている場合には、しっかりサポートさせていただきますので、当教室までご相談ください。
無料体験会にお申し込みの際は、左利きである旨、あらかじめ情報をいただけると有り難く思います。