株式会社こだまプロダクション|効果音制作

株式会社こだまプロダクション|効果音制作

良質な素材を大量に。効果音ライブラリを作っています。
各種 外注制作(効果音制作、MA、編集、収録、ボイスデータ制作)も行っています。
何かございましたらどうぞ気軽にお声がけくださいませ。(http://codama.co.jp/)

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ついに…ついにです!
悲願ともいえる試聴プレイヤー対応になりました。

『良質な素材を大量に』を合言葉に
たくさんの効果音を収集してきた効果音素材サイト『効果音源』ですが
今までネックだったのが音源の試聴でした。

mp3へのリンクをクリックするとメディアプレイヤーが立ち上がったり、
ブラウザの別画面に遷移したり…
長らくお手数をお掛けしました。

改修版では1クリックで試聴が行えるようになります。

試聴プレイヤーはブラウザ標準のものなので
まだ改良の余地はあるのですが、以前と比べると
ずっと、ずっと音のチェックがスムーズになるかと思います。
どうぞご活用いただけましたら幸いです。




Chromeでは↑このように、Internet Explorerでは↓のように表示されます。
Chromeでは尺が再生前に表示され、プレイヤー自体の大きさも変わってきます。


土曜日は八尾空港に録音に行ってきました。


大阪市からほど近く、市街地の中にあります。
ここがたぶん入り口。なんていうか…野原です(*´ω`*)


空港といっても道路沿いに航空会社が軒を連ねるといったふうで
待合ロビーなんかはありません。
wikipediaによれば分類上、日本に12箇所ある「その他の空港」のひとつなのだとか。


「貴方もパイロットになりませんか」
 …なりたいッス!






住宅街の中にぽっかりと緩衝地帯が草原になっていて
人間が住み着く前はこんな風景が広がっていたのかなぁ…
などと思ってしまいますね。

時期柄、カエルが鳴いています。
今までに水田で録音したものとはまた違った感じの鳴き声です。

「八尾空港 カエル」で検索をかけると出てきますので。
↓↓↓
効果音源3 (効果音素材サイト)
http://koukaongen.com/




伊丹や関空と違って小型機の音が録音できます。
以前来た時に聞いた話ではヘリコプターも多いのが特色なのだとか。
ただ、全体の本数は大きな空港と比べると少ないです。
1時間に数機の離発着といった感覚です。


NT4でステレオ収録、加えてMKH816で芯の音を録音したい…と
思っていたのですが夕方近くまで雨で思うように録音できませんでした。
レコーダーはTASCAMのHS-P82。良い機材だけれどバッテリーが全然持ちません(汗)。




それでは、また。
録音にまつわる場所ではケーブルは大切な商売道具。
でも、コネクタの抜き差しや取り回しの中でケーブルを動かすことは避けられず
どうしても断線は発生してしまいます。

PAさん(舞台音響さん)はもちろん、レコーディングスタジオなどでも
結構みんな自前でケーブルの修理・メンテナンスを行っていると思います。
(メンテナンス全般を専門業者に任せているスタジオももちろんありますし
 どちらが良いという訳ではありませんが。)

今日はそんなひとコマをば。



NT4(RODE)のLchコネクタ。2番線がコネクタ側との接続箇所で切れてしまっています。
コネクタ部分は負荷がかかりがちでトラブルが発生しやすい箇所です。



コネクタとの接合部分はゴムを巻いてその上から金属ではさむことで固定しています。
コネクタの種類にもよりますが、「はさむ」のようなけっこうアナログな
方法で固定していたりします。
ケーブルの抜き差しはコネクタを持って。
ケーブルをひっぱってはいけない理由がわかりますね。



今回は切れた部分を銅線で橋渡しします。
CANAREのマイクケーブルL4E6Sをばらした芯線を使いました。
ケーブルもこだわりだすと沼ですが^^;ごく短い部分ですしスタンダードなもので。
切り売りケーブルを少しストックしておくと何かと使えたりします。


こんな感じで再結線しました。
はんだ付け部分は熱収縮チューブで覆っています。
はんだ付けの方法が知りたい、という方は
youtubeに解説動画がたくさん上がっているのでそちらを参考にされると良いと思います。


熱収縮チューブ。
はんだ部分や銅線むき出し部分を絶縁します。
何種類か太さを持っておくと便利。



完成!

そんなに本格的に音響やらないよ~という方でも
はんだごては1本もっておくといろいろと使えたりするので
引き出しの奥にひとつ、常備してみてもいいかもしれません。

それでは、また。 (ie)
先週末は和歌山県白浜町の白良浜へ行ってきました。




白浜といえば白い砂浜。
近年は砂の流出でオーストラリアの砂も入れているんだそうです。





雨でも強行!
予報も雨だったのですが我慢できずに行ってしまいました^^;
この時期でこの天候でもぱらぱらと人がいました。
録音するならもっと早い時期がよさそうです。



録音のセッティング。
最近はこのセットが多いです。
マイク:NT4/RODE
ウインドシールドセット:Blimp/RODE
レコーダー:FR2-LE/FOSTEX



砂の流出を防ぐためか人口の岩場もあります。
外洋にマイクを向けた少し激しい音も収録してきました。



浜のすぐ近くに白浜エネルギーランドという
レジャー施設があって、おそらくここからだと思うのですが
音が聞こえてきて昼間は録音が難しいです。

17:30閉館、火曜日定休日だそうですので録音に行くなら
時間を見て録音計画を立てるのがよさそうです。
事前に地図や地形などは見て行くのですが現地でないと
わからない情報も多いですよね。

そんなトライ&エラーの繰り返しで録音は進められています。
スマートなレコーディングではなく、泥臭い失敗の連続で
効果音制作は成り立っています。

今回収録した音は下記でお聴きいただけます。
http://koukaongen.com/

(「白浜」で検索をかけると出てきます。)

それでは、また。(ie)