音楽を辞めない時代 | 唄う鳥居のブログ

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僕が音楽を始めた頃は、

子供ができたから、とか
就職するから、とか
ある程度の年齢になったから、

と言った理由で、バンドだったり、音楽活動を止める人が多かった。

ある程度の収益ににはなっていても、それだけでは生活できないからってゆう理由が多かったと思う。


それが今ではもうそんな時代じゃなくなったと感じるし、それはとても良い事だと思う。


以前は多くの人が正社員になるのが正しい働き方だと考えていたし、そうならずにいられるのは若いうちだけってゆう考えが世の中的にも根強かったと思う。

だからみんなリミットを設けて活動していて、そのリミットを過ぎたら辞めることが多かった。

今では終身雇用が当たり前ではなくなってきた。正社員になる事が決して正しいとは言えなく、同時に思われなくなってきた。

政府が働き方改革を進めてるのも相まって、副業だって以前よりしやすくなったし、フリーランスになって働いていく働き方も増えた。

これは経済成長が停滞しているせいもあるためだから手放しで喜べる事ではないけれど。
ここで消費税の増税も如何なものかと思う。余計停滞してしまう気もする。
話がそれるのでそれに関してはまた機会があれば


かく言う僕もフリーランスで、音楽と、別に自分の事業もある。

音楽は、自分のソロやバンドも、楽曲提供も、いくつかある事業の中の一つなので、そもそも辞める辞めないの考えにはならない。
事業なので、赤字で、しかもそれが続くようであれば考えないわけではないけれど、そうじゃない限り、辞める必要がない。

もちろん音楽活動のみで生計を立てている人は、そんなことを考えない人が多いかもしれないが、
音楽活動のみで生計を立てられてても同時に色々な事業をやってる人も居るし、そうゆう知り合いもいる。

僕の場合は音楽での収益が今よりもっともっとふえたとしても、逆に音楽以外の事業も辞めない。

音楽がダメになった時の食いぶちを残しておく。それにその事業にもやりがいを感じている。拡大もしたいし、もっと売り上げも伸ばしたい。それぞれの事業は、投資で言うとポートフォリオみたいなもの。

ダウンロード、ストリーミング配信している楽曲や、通信販売しているCDは、いわゆる「事業資産」になるわけで、後はどうやってその売り上げを伸ばそうか日々試行錯誤している。

それがとにかく楽しい。

音源だって以前はレコード店でしか販売できなかったし、そもそも売れる媒体がCDしかなかった。今はインターネットのお陰でワンクリックで世界中に販売できる。

さもいっぱい売れてるような書き方だけど、後はそれをどう増やすかだけ(笑)

本当に良い時代になったと思う。

テクノロジーと社会の変化で、やりたいことをやりたいようにやって生活することが、以前より簡単になった。

もしこれで法人化でもすれば、社会的信用も得られる。(まー、このくらいの規模だとぶっちゃけ信用なんて得られなかったりするんだけどねwww)


とにかく、この10年で日本でも以前より、多種多様な生き方が少しずつ認められるようになってきたと思う。

音楽に限らず、働きたい働き方、やりたいやり方をしていけるようになったなと思う。

これからも音楽シーンと社会がどう変わっていくか楽しみな今日この頃です。