爆発的な成長の瞬間を待つ
能力というのは、足し算ではなく、掛け算です。
1日1冊の読書能力が1日2冊になれば、それだけで能力はたちまち飛躍的に向上します。
会社でも情報を発信する、情報を理解する、技術の使い方を覚える。それを仲間に伝える。そうした細かな積み重ねが、大きな成長する企業とそうでない企業の差になってあらわれるのです。
あなたという個人においてもこの原則は裏切りません。そうやって自分の能力を磨き、たしかな成長の手ごたえをつかむことが、人生の成功させるための大きな自信になります。
私は、本当の自信こそが、夢や目標を達成する最大の原動力であると、昔から考えてきましたが、それは自分がやるべきことをやり尽くした結果として、私の胸に落ちてきた偽りのない実感です。
能力を磨き、それによって掛け算で能力を増していき、それが今度はゆるぎない自信となって、さらに能力が増すという好循環を生むのです。
ただし、若いころに経験したことのある人はピンとくると思いますが、
掛け算といっても最初はなかなか実感することができません。
なぜなら、能力の掛け算は2次関数の曲線のようなもので、あるところまではなかなか大きな飛躍に結びつかないからです。
その状態にじっと耐えながら、なおも勉強をつづけていくと、あるとき爆発的に能力を向上していくことがわかります。
勝負は、この爆発的な成長が訪れるときまでは、自分のモチベーションを保ち続けていけるかどうかなのです。
たとえば、いままで学んできたことの断片がある日、全部つながって、その対象を丸ごと理解したという感覚を、すでに経験している人は、それをもう一度、30代で体験するつもりで、これから始める新しいことに取り組んでください。
その経験がない人は、人間にそういう体験があることを疑わず、それが自分の中にやってくるまで、懸命にやり尽くそうとしてください。
30代で、この経験を自分の確かな実感としてつかめるかどうかは、今後の人生を左右するほどの出来事になるはずです。
本当の自信を自分の中に生み出すためにも、このことに取り組んでほしいです。
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