高次脳機能障害の発症原因の約1割ちょっとですが、交通事故による外傷性脳損傷があります。
私は、交通事故被害者で、命はとりとめたけれど、完治不能な高次脳機能障害と身体障害を負わされました。
回復し続けますが、完治することはない高次脳機能障害は、一生付き合っていかなければならない障害です。
言い方を変えれば、終身刑を食らわされたようなもの、被害者なのに・・・。
刑事裁判の法廷で、私を轢いた加害者は、「運転手しかやったことがないから、早くハンドルを握りたい」と言いました。
その加害者は、私を轢く前に3回も人を轢いている人間ですから、運転手としての適性が全くない人間だと思います。
被害者が一生苦しまなければならないような状態にさせたのに、加害者として反省しない人間です。
それなのに、司法の判断は、執行猶予付き有罪判決でした。
私は、この判決に愕然としました。
「執行猶予付き有罪判決」は有罪には違いありませんが、反省しない人間にとっては、無罪放免のような判決です。
もしかしたら、また運転手として、5回目の人を轢く事故を起こしているかもしれません。
交通事故被害者として改善して欲しいのは、加害者に優しい司法判断です。
こんな状態ですから、加害者は再犯を繰り返し、被害者は増え続けるのです。
これ以上、司法が被害者を苦しませるようなことはやめて欲しく、みなさんにもご賛同いただければと思います。
一般道で時速160キロ運転は「過失」でしょうか? 1.危険運転致死罪への起訴の変更を求めます! 2.集団暴走行為での起訴の追加を求めます!
当然ですが、私は署名させていただきました。
今日は、「あいの会」代表理事の小沢樹里さんのリブログです。
今回は高次脳機能障害と関係ない記事かと思われるかもしれません。
でも、小沢樹里さんの義妹さんも、私と同じ、交通事故被害者の高次脳機能障害当事者なんです。
今度の日曜日、11日の午後1時30分からは、毎月定例の浦和パルコでの集まりです。
会場は、浦和駅東口の浦和パルコ9階のさいたま市市民活動サポートセンターです。
正面シースルーエレベーターを9階で降りたら、向かって左奥のGテーブルとHテーブルです。