こんな年齢になったのに

中学時代の初恋相手から

Facebookにメッセージがきていた


私が彼を好きで

でも彼には他に好きな人がいて


まあ、初恋なんてこんなものだ


それから

彼が県外の高校へと進学が決まり

住所を聞いて手紙を書いた


律儀な彼は

いつも自分の近況を書いてくれて

返事をくれた


この文通は実に3年ほど続いた



18になり

互いにまた進学が決まったころ

彼に正式な彼女ができた



薄々気がついていたはずなのに

直接聞かされると泣けて仕方がなかった


渡辺美里の「彼女の彼」

そればかりを

聴いて過ごしたような記憶がある


そんなとき

彼から一度だけドライブに誘われた


熊本の草千里

景色が綺麗でふたりで写真を撮った


ドライブが終わり

私を自宅に送る途中に


「、、ごめんな。

どうしても友達にしか思えなかった。

mayuの気持ちはずっと知っていたのに。

だけど初めてバイトして稼いだ給料で

これを買ったよ。

誕生日おめでとう。手袋だけど」


袋をあけると

クレージュ の革手袋だった


ありがとう、、、

涙ばかり流れてそのあとの記憶がない



そんな切ない彼との想い出、、、

そして私の大切な初恋、、、





の!

はずだったよね⁉️💢💢


なんとか記憶を辿りながら

昔の話を簡単にまとめてみたのだが、、

当の彼は、、、



すべて

忘れてました!笑い泣き


「、、は?手袋、、?

いや〜、すまん!全然覚えとらんばい」


草千里のドライブも


「あっ、なんとなくね!あれ草千里やった?

たしか、馬に乗ったりせんかったかね?」



いやいや

馬やら乗っとらんばい!🐎 



って訂正するのも面倒くさくなったわ!


来月学年の同窓会を有志でするらしい

その出欠確認の連絡だった


多分行けないだろう

いや、行くはずもない💢


しかし本当に

ユーミンじゃないけれど



想い出にひかれて

あぁ

ここまできたけれども、、、


「あのころのふたりは

もうどこにもいない」




※画像はすべてイメージです笑い泣き笑笑