充分な雨もあり、ソロソロかと下見に出かけて見ました。
先日の山の様相は毒キノコ一本見当たらず嫌な予感に囚われましたが、適度な雨と日照で環境が良くなりキノコが出ておりました。
動画の中、白く見えるのは全て腐敗の進んだキノコの姿で食べられないキノコですが結構な数、生育しております。
キノコは亜種が多く学術的にまだまだ同定出来ず存在するキノコがたくさんあり、図鑑片手に山に入り同定するは至難の技です。
ホウキタケの写真ですが名前も食毒も未だ分からない種です。
致死性の毒はないキノコですが君子?近寄らずで食べて食べられないキノコではありますが、黙過するキノコとなります。
このキノコはイグチ属のキノコで多種多様な数が生育し、以前は毒はないと思われていましたが近年猛毒種の物が発見され注意喚起されています。
代表的なものとしてアミコが誰もが知るキノコとして流通しております。
写真のキノコはニガイグチの学名で噛んでみると口の中一杯苦味が走り消化系の毒が含まれています。
真っ白なキノコはシロオニテングタケ、体全体に鬼のツノの様な突起をまとった姿をし、一本食べただけで家族全員が旅立つ様な猛毒種の仲間ですがこのキノコは致死は致さないとの事、誰が試したかは分かりませんが決して真似はいたしません。
神経性の毒で、痺れ、幻覚などの症状として現れ消化器系の毒より始末が悪い存在です。
いまどき図鑑を片手に山の中に入り込む人が見受けられますが、図鑑だけで判別は難しいかも知れません。