9月27日、富山県は現存する関西電力の施設を利用して、新たな観光ルートを開設すると朝日新聞電子版は報じた。
そのルートの名称は「黒部宇奈月キャニオンルート」、山岳景観の「立山黒部アルペンルート」と結ばれる。キャニオンルートは、黒部峡谷鉄道の終点「欅平」から黒部ダムまでの約18kmのルートです。2024年度の一般開放を目指すことです。
この区間は、トロッコと乗る、竪坑エレベーター、高熱隧道を走る密閉型の蓄電池機関車、黒四発電所での傾斜34度を815m昇るインクラインに乗ることになる。
黒部峡谷は、戦前の国策での「電源開発」が進められ、その状況は、吉村昭著「高熱隧道」に記載されている。志合谷の粉雪崩「ほう雪崩」雪崩災害も記載されている。その場所は「雪崩実験」の現場でもあります。
また、高熱隧道では、中島みゆきさんが大晦日のNHK紅白で、生中継をこのトンネルでおこない、地上の星を歌い注目された場所です。
この区間の黒部峡谷は自然景観も素晴らしく、「下廊下」と呼ばれ電源開発時に作られた「日電歩道」がつながる。カメラ撮影の絶景ポイントがたくさんあります。
黒部川の最下流は、世界的に見ても、綺麗な扇状地形が形成されていて、地下水の自噴なども見られ、研究課題が多いとこです。
黒部川の思い出写真をアップさせてもらいました。
是非皆様ご感想をお寄せください。
1.厳冬の黒四ダムと立山
2.劔岳(劔の大滝が)
3.厳冬の黒部川上流域
4.黒部川を挟んで立山、劔岳、後立山の山々
5.黒部峡谷十字峡
6.黒部峡谷S字峡
7.黒部峡谷白竜峡
8.仙人滝
9.夏の黒四ダムを下流から臨む
10.黒部峡谷にかかる吊り橋(今はないかも)
11.高熱隧道、密閉型の電車が通る
12.仕合谷の出口(宿舎があり、雪崩で飛ばされた)
13.日電歩道、発電された電気口が見える
14.厳冬の立山雄山
15.厳冬の黒部扇状地
16.日本海に広がる黒部扇状地
17.厳冬期の富山平野から黒部へ
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