【-2】シデ、ムシ何と言って良いのやら。 「男の森の小裸」は滅茶苦茶なようでいて、混沌の中に一貫して芯になるものがあり、それなりにちゃんと意味があったのだが、これにはそれがない。 投げた先に着地点がないのだ。 それ故、言葉の遊びにもなっておらず、意味も繋がりもないエピソードの羅列でしかない。 私にはそのようにしか見えなかったし、申し訳ないが、この作品の良さというものを見出す事が出来なかった。 発想 0 描写 -1 構成 -1 恐怖 0 怪集/2009 シデ、ムシ