何と言って良いのやら。
「男の森の小裸」は滅茶苦茶なようでいて、混沌の中に一貫して芯になるものがあり、それなりにちゃんと意味があったのだが、これにはそれがない。
投げた先に着地点がないのだ。
それ故、言葉の遊びにもなっておらず、意味も繋がりもないエピソードの羅列でしかない。
私にはそのようにしか見えなかったし、申し訳ないが、この作品の良さというものを見出す事が出来なかった。



 発想  0 描写 -1 構成 -1 恐怖  0 




怪集/2009 シデ、ムシ