本日は雑感です。

 

 広報というとご自分の会社や商品を世間様に対してよく見せたいがために、かなり背伸びをして時には騙ってしまう担当者の方がいらっしゃったりします。ちょっと背伸びをするのは「広告」でやっていただいて、騙りはどんな場合もNGです。

 

 最近はフェイスブック、インスタグラム、ツイッター、ブログ---と企業側からの発信も非常に簡単になりましたから、うまくすると少ない手間でたくさんの人に訴求することが可能になりました。まして、フックの効いた記事でも作れるものなら一気に拡散されることも珍しくなく、転載(シェアとか拡散とか)される度合いが大きいと「まとめサイト」で拾われる可能性も出てきたりと広報担当者は夢と胸を膨らませたりします。

 

 で、ちょっとオーバーに表現しちゃったりします。(このくらいいいよね)と。

 

 でも、SNSがファン獲得の手段として手軽な分、「アンチ」となる危険性も大きくなっています。そして、「アンチ」の拡散は「いいね」の拡散よりも早いのです。

 

 

 昔の人も”悪事千里を走る”なんて言って戒めていましたよね。

 

 しかも、人のうわさも七十五日なんていうのは昔話で、今や情報はいつまでもいつまでも残ります。

 

 広報するときは正直でなくてはいけません。焦る気持ちも分かりますが、こんな時代だからこそ「地道にコツコツ」が結局早いのかもしれませんよ。広報担当者様焦らず正直に情報提供にあたりましょう。