日本館は自分が行ったときは両日とも
かなりの人が並んでいて、見るのを断念しましたが、
その代わりといってはなんですが、日本産業館は
しっかりと見てきました!
中は残念ながら撮影禁止だったため、
何もお見せできないのですが、中の様子としては、
その前に行って見てきたルーマニア館やベトナム館と
比較して飽きさせないように演出が工夫されていて
しっかりとしているなという印象をもちました。
(パルスシステムという3分単位で動いていく仕組み)
中は企業ごとにスペースが分けられていて、
それぞれを時間で区切って見てまわっていくのですが、
(映像を見るのが中心です)
その映像は海外向けにアレンジされていて
日本的な部分をよく取り入れたものに仕上がっているな
という印象を受けました。
例えば、キッコーマンだったらしょうゆを見せたり、
和食独特の食卓の雰囲気を強調させたり。
というような感じでした。
そして全てまわると、入口に戻ってくるのですが、
たこ焼き屋はものすごい人の数です。
中での中国人の表情を見ても、日本食には興味をもって
いる人が多いのかなという印象を受けました。
また別の場所では、コクヨがこれから一般的になってくる
であろう日本の製品をいろいろと展示していました。
1つひとつの展示は非常に小さいですが、
熱心に写真を撮っている中国人までいました。(左下)
一方で各都道府県の名物がわかる展示も。例えば、静岡=富士山など。(右上)
日本館の方では自治体の出展などもあるようですが、日本全体をアピールする以外に
これからは、1つの県や市の単位で名産などのPRが必要になってくるのだと思います。
建物の端にはステージもあり、その日は自分も知らないミュージシャンが歌っていました。
ちょうどその日からは横浜ウィークがスタートしたようで、ラジオ局のFM横浜もサポートに
入っているようでした。
実はこの産業館の出展というのは、万博史上初の試みらしいのですが、
個人的には普段海外のビジネスの情報収集をするのは難しいので、
どの国の館も産業館があればよかったのにな~なんて思ってしまいました。