1ヶ月ほど前に大学時代の仲間と飲んだときに
ちらっと出た話で、そのときは笑って終わりましたが、
馬鹿にはできないことだと思っています。
その話の中に、ベネッセに勤めている友達がいて
子どもがいて初めて成り立つビジネスなのだから、
婚活支援とか子どもを増やすようなビジネスもやればいいのに
というような話ではあったのですが、
実際に近いことをやっていたようです。
http://www.findstar.co.jp//news/syosai.php?s=201281
この例は、消費者が買いたいと思う空気をつくるための
仕掛けをするという戦略PRの考え方にも通じてきますが、
商品が売れないのなら、(未来の)顧客をつくる活動
が時に必要になってきます。
最近は企業のCSR活動の中で、
教育活動が一番増えているようですが、
企業がキャリア教育などの教育活動に積極的に取り組むのも、
いずれ優秀な人材を獲得できるよう、未成年時から
企業アピールをしておくというねらいがあるようです。
また、キッザニアがオープンする前には、
まず施設のPRをするのではなく、職業体験の重要性を
メディアにアピールしていくことから始めたと言われています。
今後は、この考え方を法人顧客に対しては
どう応用できるかを模索していきたいと思います。