【了見ちがい】

一方の意見だけを信じて腹黒い人間につけ込まれてはならない。

自身にまかせてむやみに突っ走ってはならない。

自分の長所を鼻にかけて他人の短所をあばきたててはならない。

自分の無能をタナにあげて他人の才能をねたんではならない。

 

かたよった心、とらわれた心、こだわった心。洪自誠は、そんな心を嫌った。ここにあげる四つの「べからず」も、すべてこのような心から発していると言っている。