「桜ほうさら」宮部みゆき(単庫本下巻・・・P182 PHP文芸出版)
「人は目でものを見る。だが、見たものを留めるのは心だ。
人が生きるということは、目で見たものを心に留めてゆくことの積み重ねであり、心もそれによって育っていく。心が、ものを見ることに長けてゆく。
目はものを見るだけだが、心は見たものを解釈する。
その解釈が、時には目で見るものと食い違うことだって出てくるのだ。」
目に見えるものは限られています。
人の心や周りの雰囲気を「感じる」ことこそ、人生の楽しみが倍増するのではないでしょうか。